「たかが戦闘機だ、ダッシュ400の上昇にはついて来れんだろう」
とジャンボジェットのパイロットが言うシーンがありました。
戦闘機はミグ25です。
上昇速度は戦闘機の方が速いでしょうから、最高高度の事かな?と思うのですが、戦闘機もかなりの高度まで上れると思いますし、この会話の意味が分かりません。
おわかりになる方、ぜひ教えてください!!
記事を見ていないので断言は出来ませんが、戦闘機と大型の輸送機や旅客機を比較すると確実に劣っているのは航続距離です。
747-400は14000km以上を一気に飛ぶことが出来ますが、Mig-25ですと1700km程度しかありません。しかも、最大速度で飛べるのは10分程度でアフターバーナーを使うことで燃料を大量に使用することから、航続距離は極端に短くなります。
つまり、長距離走をこの2機で行うと最初は戦闘機がリードしますが、給油のために一旦着陸し給油を受けなければなりません。その間に旅客機に追い越されることになります。
もう一つはエンジンの整備性の問題があります。ロシア空軍のエンジンのメンテナンスについては非公開のため解かりませんが、米軍の戦闘機から類推してジャンボジェットの最大航続距離をMig-25で飛ぼうとすると、最低でも2回はエンジンのオーバーホールが必要になるものと思われます。
これらの事情から、長距離を飛んだらロシアの戦闘機には負けないと断言したのだと考えます。
上昇速度は戦闘機の方が速いでしょうから
いいえ。MiG-25の方がB747-400より上昇速度が遅いのです。
ジェット戦闘機の上昇率は15,000m/secを超えるものがほとんどだが、MiG-25の上昇率は3,000m/secと、意外に遅い。
これに対して、ジャンボ機の上昇率は最大で10,000m/secに達する。
おぉぉぉ・・・・。
そうなんですね!! それなら納得です。
んんん? sec は minの間違いでしょうか。(secだと、ちょっと早すぎますよね)
こちらだと
http://mmsdf.sakura.ne.jp/public/glossary/pukiwiki.php?%BE%E5%BE...
ジェット旅客機は1000m/min内外とも。
すみません、どうも気になるので、教えてください。
(他の方も関連情報お待ちしています。)
補足・訂正します。
あれからイブニングを見てきましたが、何らかの勘違いをしていますね。
コメントではAとなっていますがその方が。(初めて見たので登場人物がわかりません)
tasklightさんは分と秒の単位が違うのもご愛嬌ですが、何か勘違いをされているものと
思われます。通常で旅客機の上昇率は2000ft/minで計算してください。もちろんあの場面では最大で上昇しないといけないわけですが、それでも5000ft/minがせいぜいでしょう。
大体1200m/minですね。それでも3000m/minのMig-25に敵いません。
Mig-25は元々米軍の高高度偵察機SR-71を迎撃するためだけに開発された戦闘機です。そのため、上昇率は他の戦闘機に劣りますが、実用高度は高いという特徴があります。
A氏あるいは作者がMig-25の上昇率が高くないといっただけの知識から、上昇すれば逃げ切れると誤解したものの、Mig-31が出てきてあきらめるといったストーリー展開を目論んだものと思われます。
わざわざ足を運んでいただいて、実際に手にとって確認していただけるとは・・・
ありがとうございます m(_ _)m
やっぱりそうですよね。Mig-25が上昇率が高くないとはいえ、
戦闘機と言えば垂直上昇までしてしまう様な飛行機ですから、
ジャンボではやっぱり太刀打ちできないですよね。
(Mig-25が垂直上昇出来るかは知りませんが・・)
作者の方の勘違いなのかな・・・。
Baku7770氏の予想のストーリー展開を目論んで書き始めて、
途中で方向転換して前後でつながらなくなった感じなのかな。
コメントでseble氏にも指摘いただいていますが、
航空関係の専門っぽいマンガなだけにケアレスなミスとするとちょっと残念。
念のため引き続き回答を募集します。作者を援護できる意見が出る事を願って!
ありがとうございます!
ミグ25が1700kmしか飛べないのは知りませんでした。
しかも7000キロに一回はオーバーホールが必要とは・・・!びっくりです。
回答いただいて申し訳ないですが、漫画の中では、
A「はじめは速度で引き離せないか?」
という話の後、
B「それは無理です! 戦闘機はマッハ2は出ます」
ということになり、その次に
A「たかが戦闘機だ、ダッシュ400の上昇にはついて来れんだろう」
という会話になったので、航続距離の話でもなさそうです。
ちなみに、この後、
B「それはやばいっす。下手に距離を取るとミサイルを撃ち込まれます」
という会話の流れになりました。
なので、会話の流れ的には引き離す事ができる事になっているんです。