宗教は団体(教団)を構成していると思います。(カソリック、プロテスタント、イスラム、ヒンズー、神道、仏教、ジャイナ教などの各宗教、各宗派、分派とも)
改宗や入信は、そのメンバーになることを意味するのだと思います。布教者からの勧めに応じる場合は、応じたら改宗/入信するということになるのでしょうが、個人がある宗教に入信/改宗したいと希望してきた場合に、断る仕組みや実態があると思います。この(教団側の入信や改宗の拒絶)について記載した書籍やwebサイト(日本語)をご紹介ください。入信儀式や洗礼などの通過儀礼の中に入信資格審査の仕組みが組み込まれているのであれば、その歴史的なことや意義について説明されているものをお教えください。(僧、牧師などの教壇内のプロではなくて、一信者を希望してきた者に対する教団側の許諾/不許可のシステムについてです)
宗派や分派が新しく形成される場合には、入団拒否の仕組みに宗派の歴史的特徴があるのではないかと特に関心があります。破門の記載はなくてもかまいません。
受洗希望者は牧師にその旨を相談します。
牧師は希望者と面接し、受洗しても良いか判断します。その後、教会の役員と共に面接します。
その中で受洗は一生に一度のことですから、その希望が強いこと、受洗するとはどういうことか理解しているか(教理的な部分)、受洗すると教会の会員となり、一定の責任を負うこと(実務的な部分)、などを確認します。
この確認する場が諮問会です。
理解が不十分である、とされた場合、受洗は認められません。教会に続けて出席して理解するよう薦めます。そして十分理解が認められれ、諮問会で受洗が認められれば礼拝のなかで洗礼式が行われ、その中で信仰告白とバプテスマが行われます。
特殊な場合(臨終のときなど)、諮問会を執り行わず、牧師の一存でバプテスマが授けられることもあります。
『宗教関連リンク集 http://www.jtvan.co.jp/link/』の検索では、改宗、入信は何もヒットしませんでした。
『民主主義と宗教 マルセル・ゴーシェ著』webで見ると、目的に合っているのかな、、、?
http://d.hatena.ne.jp/kiyonobumie/20100329
http://lizliz.tea-nifty.com/mko/2010/03/aiu-aiu.html
http://d.hatena.ne.jp/kiyonobumie/20100423
『チベット死者の書』 たぶん読んだことがあるのですが(いい加減な読み方で覚えていないのでチェックしてみますが)今回気にしているようなことが書いてあったかな~~
教団側が(入信してくることを拒絶し信徒となることを認めない。信徒であるとは認めない)という具体的なやり方やシステムについて書かれているもの、あるいはそうしたことと教団の歴史との関わりの研究などについて、良い本がありましたら、是非ご紹介ください。
学生のレポートかなんかですか?
市販されている図書や公開されているwebでなくて、学生のレポートでも良いですが、私が容易に閲覧できるものをご紹介ください。図書やwebでも部外者に非公開のものではないものをご紹介ください。
「教団の内部資料だが、一部なら見せても良い」というのがあれば、うれしいです。
通常 宗教は教団の形態をとりますので、信者と信者でないものを識別しているだけでなく、信者として認知したり、信者から除外する(破門?)こともあると思います。そうしないと教義や戒律、規律などが崩れたり変質してしまうでしょう。他の宗派との区別さえごちゃごちゃになる危険もあります。
親が信者であれば子の入信は自動的に認める宗派もあるでしょうが、それなりの審査選別の上でないと信者にも認めない宗派もあると思います。どのような排除・拒絶の仕組みを教団が持っているのか、いくつかの教団や実態やそうしたことが教団の歴史や教義とどういう関係を持っているのか、そうしたことを知りたいのです。 そうしたことの研究書があれば一番に良いですが、そういう研究書でなくても、この教団ではこうなっているという実態を知りたいのです。
そういうことを知ってどうなるということはないですが、ほとんどの学問や研究もそうした興味や疑問、好奇心、探求心がベースですよね。関心を持ってしまったので、2,3の図書等があれば読んでみたいと思っています。
日本基督教団だと、以下のサイトがあります。
教憲・教規が参考になると思います。
入信に関しては、各教会で役員会があり、諮問会を経て信仰告白を会衆の前で行い、牧師による洗礼で入信が決まります。
逆に言うと、信仰告白をするのであれば、誰であっても入信できる、ということです。
転会(所属する教会を移動する)の場合は現在所属の教会からの推薦状が必要な場合があります。
推薦状がないと、転会をみとめない、ということです。
分派の発生については、戒規を受けた教師が反発し、独自に宗教団体を組織する場合になると思われます。
ありがとうございました。
希望者には、だれにでも日本基督教団から、バプテスマは与えられるのでしょうか。
信仰告白したと認定は、必ず与えられるものでしょうか。
現在も、過去においても、ほとんど希望者は断られることなく信徒となれたのでしょうか。
もし、ご存じでしたら、よろしく追加回答をお願いいたします。
受洗希望者は牧師にその旨を相談します。
牧師は希望者と面接し、受洗しても良いか判断します。その後、教会の役員と共に面接します。
その中で受洗は一生に一度のことですから、その希望が強いこと、受洗するとはどういうことか理解しているか(教理的な部分)、受洗すると教会の会員となり、一定の責任を負うこと(実務的な部分)、などを確認します。
この確認する場が諮問会です。
理解が不十分である、とされた場合、受洗は認められません。教会に続けて出席して理解するよう薦めます。そして十分理解が認められれ、諮問会で受洗が認められれば礼拝のなかで洗礼式が行われ、その中で信仰告白とバプテスマが行われます。
特殊な場合(臨終のときなど)、諮問会を執り行わず、牧師の一存でバプテスマが授けられることもあります。
ありがとうございます。
これは日本基督教団の場合ですね。
『教会担任教師が正教師であるときは牧師、補教師であるときは伝道師という。』
『① 教会に役員若干名を置く。
② 役員は、教師を補佐し、教会の教務に奉仕するものとする。』
『① 役員は、役員会を組織する。』
『役員会の処理すべき事項は、次のとおりである。
(5) 信徒の入会、転入および転出に関する事項』
【受洗は一生に一度】なのですか。
バプテストやルーテルから日本基督教団に入信するのは許可されないのですか。
あるいは、日本基督教団⇒イスラム⇒日本基督教団のような、二度目の入会は拒絶ですか。
結婚を機に、カソリック⇔プロテスタント⇔ギリシャ正教になる場合は、洗礼なしで入信を認めるのですか。
【受洗は一生に一度】は、日本基督教団だけでなくて、キリスト教団共通のものかな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%97%E7%A4%BC#.E6.B4.97.E7.A4....
受洗バプテスマの儀式(?)は、入会の儀式(?)ではなくて、すでに他の教団などで受洗している人の場合は、役員会で入会を認めることで信徒になるのかしら、
(その教義を信じて戒律を守り、行事には参加する)と入信希望者が言っても、入信を認めない具体的な場合はほとんどないのでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E8%80%85#.E4.BF.A1.E8.80....
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E8%80%85
創価学会では、新たに入会(入信)を希望する者に「会員希望カード」を記入させる。これには「3つの実践」が記載されている。
1.勤行・唱題の継続
2.聖教新聞の購読(最低3ヶ月以上)
3.座談会への出席
この条件を満たし、地区部長以上の幹部を含む2名以上の既存会員による紹介と本人への意思確認、同居家族の了解、未成年者については親権者の承諾という手続きを経て、最寄りの会館で「新入会記念勤行会」に参加し、入会する。一連の過程には概ね3ヶ月程度の時間を要する。また、3つの実践の全ては実行できなくても学会の活動に参加する意思のある者は、地区部長の判断で「会友」として受け入れる場合もある。
創価学会インタナショナルに属する日本国外の組織では、聖教新聞の購読ができない分座談会への出席が重視される傾向があり、国によっては連続する12ヶ月間1度でも座談会を欠席すると入会が認められないこともある。
ありがとうございました。
『信者』で検索すればでてきたなんて!! まだweb検索が下手だということを実感してしまいました。
創価学会っていろいろな面で有名ですが、こうしたこともちゃんとやっているんですね。
他の日本の宗派はどうなっているんでしょう。
『一般の信者(在家)特に定まっていない。』日本の場合は、政治上の理由で宗門人別改帳各宗派が使われてしまったので、信者を選別するという意識が排除されてしまったのでしょうかね。中国や韓国、カナダ、アメリカ、英国、スイス、オーストリア、フランス、ロシアなどの宗派・教団でも日本の仏教集団のようなようなところが多いのでしょうか。
どなたか、『ご自分の属している教団ではこうなっている』ということを概要だけでも教えていただけると、うれしいですが、、、
ありがとうございます。
これは日本基督教団の場合ですね。
『教会担任教師が正教師であるときは牧師、補教師であるときは伝道師という。』
『① 教会に役員若干名を置く。
② 役員は、教師を補佐し、教会の教務に奉仕するものとする。』
『① 役員は、役員会を組織する。』
『役員会の処理すべき事項は、次のとおりである。
(5) 信徒の入会、転入および転出に関する事項』
【受洗は一生に一度】なのですか。
バプテストやルーテルから日本基督教団に入信するのは許可されないのですか。
あるいは、日本基督教団⇒イスラム⇒日本基督教団のような、二度目の入会は拒絶ですか。
結婚を機に、カソリック⇔プロテスタント⇔ギリシャ正教になる場合は、洗礼なしで入信を認めるのですか。
【受洗は一生に一度】は、日本基督教団だけでなくて、キリスト教団共通のものかな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%97%E7%A4%BC#.E6.B4.97.E7.A4....
受洗バプテスマの儀式(?)は、入会の儀式(?)ではなくて、すでに他の教団などで受洗している人の場合は、役員会で入会を認めることで信徒になるのかしら、
(その教義を信じて戒律を守り、行事には参加する)と入信希望者が言っても、入信を認めない具体的な場合はほとんどないのでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E8%80%85#.E4.BF.A1.E8.80....