試験のときにレジュメを可能な限り答案用紙に再現する必要があります。
効率的な覚え方を教えてください。
細かい内容を一字一句正確に全て覚える必要はないが、「項目の枝分かれ」は可能な限り正確に覚える必要があります。
たとえば、「代襲相続」という項目は意義、趣旨、要件、効果と分かれており、それらはさらに論点A、論点Bなどと分かれています。どのように覚えれば効率的でしょうか?よろしくお願いします。
試験対策講座シリーズの巻末の論点チャートがおすすめです。
http://www.itojuku.co.jp/25book/7152.html
場合わけにも対応してます。
著者はこの方法を用いて自ら予備校で教えてます。
マインドマップを使ってはいかがでしょうか
マインドマップ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%8...
マインドマップ超入門
>「項目の枝分かれ」は可能な限り正確に覚える必要があります。
この部分だけを書いたものを作成するか、他の人に作成してもらって
あとは普通にここだけを暗記するしかない。
結論から言うと、合格答案を覚えるです。
短時間に答案を書くのは、非常に大変です。
はじめから、答案を書くことにつながるような勉強をしていないと、合格答案は書けません。
レジュメから答案に再現しょうとすると、以下のようなこと起こります。
・知識にムラがでる。(意義、趣旨、要件等、が思い出せない)
・答案上、表現ができない。(論点の書く順番、独特の言い回し、等)
・考えているうちに時間不足。
・論文構成が思いつかない。(論述パターン、確かに、しかし、したがって、等)
・分かりにくい。説明不足。(最高裁判例、反対説、自説等が抜けてしまう)
答案に正確に表現するには、
問題文を正確に読む→論点抽出・分析・取捨→答案構成→書き上げ→見直し
という作業が必要になります(科目によって違う場合もある)。練習が必要だと思います。
そこで、可能な限り最高の「問題+合格答案」を説明問題、事例問題、一行問題など、
科目ごとに多く集める。
そして、集めた答案の重要な部分を押さえつつ、自分なりに修正・理解して覚えるのがベストです。
覚えるときのポイントは、以下の点などでしょうか。
・問題を丁寧に数回読む
・条文解釈
・原理・原則
・意義(宣伝的定義、修飾的定義)、趣旨(立法趣旨、制度趣旨)、要件、効果
・法律論特有の術語(テクニカル・ターム)
・判例、学説、通説、多数説、有力説(特に理由付け)
・指導教授の説、専門分野、好きな分野
・少数説、異説、独自説は注意
・論述パターン、問題提起のパターン
・自説を決める(判例に反対、賛成は明確に)
これらの内容を、定義(青)、趣旨(赤)・・・といった具合に色分けしたり、キーワードを丸く囲んだりして覚えると
よいのではないでしょうか。
また、授業の際にも、答案で使えるかたちで、論点のポイント、論証の骨組み等を押さえておき、
答案に反映させると金タロー飴答案ではなく、自分の答案集ができると思います。
なお、「目で見る民法教材」等が手元にあると、視覚的に脳も刺激され、答案も覚えやすいかもしれません。
”大学のレジュメ”を再現する必要があるのです。
先生の独特な理論をもとに講義をすることが少なくないからです。