今週の月曜日に息子の好きな番組が終わってからも、そのまま見ていたら、
「アルマの伝説~君の知らない犬物語~」という番組が始まった。
スタジオセットの広場に集まった犬を連れた子供達に、ジャーマンシェパードの「カンタ先生」(宮根誠司氏が犬の声を吹き替え)が
4夜連続で、自分の先祖の伝説を「犬目線」のドラマにしたという子供向けに設定、編集されたもの。
ドラマは各日10分程度で、あとは子供達がその内容について話し合うという構成だった。
NHK教育 2010年12月13日(月)~16日(木)18時55分~19時20分<4夜連続>
13日(月)1時間目 戦争に行った犬の話
14日(火)2時間目 犬と人の絆の話
15日(水)3時間目 うばわれたペットの話
16日(木)4時間目 アルマが教えてくれたこと
物語は第二次大戦中、犬好きの青年太一が近所の子供達に頼まれシェパード犬の「アルマ」を預かる。
互いに信頼し合う仲になるが戦時下の為、日々の餌代にも困窮。
軍用犬にすれば国から餌の支給があるらしい~と知り、軍犬としての訓練に励む。
かくしてアルマは無事試験に合格。
しかし、すぐにアルマには満州へ出征命令が下された。
そして太一も後を追うように満州へ・・・・そしてアルマとの再会。
この原作は水野宗徳氏の「さよならアルマ」である。
今年の夏に読み、とても印象に残っていたものだ。
図書館で偶然見つけた1枚の古ぼけた写真。 そこには 「祝出征アルマ号」と書かれた幕の前で凛々しく鎮座する犬の姿があり、
軍犬という存在すら知らなかった著者 「水野宗徳」がそのアルマの姿に胸を打たれ、戦場に送り出された犬達のことを綴った物語。
本では太一の視点で物語が進む。
戦地へと向かうアルマ。そしてアルマを軍犬にしてしまった太一の苦悩とその後の決意。
アルマとの触れ合いの中で 次第に心を開いていく兵士達、そして・・・。
いくつかの章立てに別れており、子供にもわかりやすい平易な文で書かれており、
すらすらと読めるが、最後の部分にはぐっと来るものがある。
予想はしていたが・・・やはり最後は悲しくそして辛い話だった。
戦場で命を落とした10万頭とも言われる犬達。
大好きな主人から遠く離れた土地で犬達は何を思っていたのか・・・。
読みやすい文章のため、戦争当時の緊迫感がさほど感じられなかったのがやや残念だったが、その時代に翻弄された
犬の、そして子供達の思いが伝わった大切なものを沢山思い出させてくれた。
そして今日12月18日(土)にNHK総合にて
「NHKスペシャルドラマ「さよなら、アルマ」が(21:00~22:18)放送される。
犬好きの方はもとより、そうでもない人も、「人間のパートナーとしての犬」について考えるキッカケになる話だと思う。
HP(http://www.nhk.or.jp/drama/alma/)
犬を含めた動物たちと人間は、これからも共存の道を歩むだろう。
いつの時代も、犬を幸せにするのも不幸にするのも人間だ。
犬はこれからも変わらず、飼い主の為に生き、己の運命に従って死んでいくだろう。
そのときに人間ができることといえば、その生き様に応えられるだけの思いと愛情を注ぐことではないだろうか。
子供も大人も動物も不幸になる戦争はしてはならないと当たり前だけど 、改めて感じた。
今週の月曜日に息子の好きな番組が終わってからも、そのまま見ていたら、
「アルマの伝説~君の知らない犬物語~」という番組が始まった。
スタジオセットの広場に集まった犬を連れた子供達に、ジャーマンシェパードの「カンタ先生」(宮根誠司氏が犬の声を吹き替え)が
4夜連続で、自分の先祖の伝説を「犬目線」のドラマにしたという子供向けに設定、編集されたもの。
ドラマは各日10分程度で、あとは子供達がその内容について話し合うという構成だった。
NHK教育 2010年12月13日(月)~16日(木)18時55分~19時20分<4夜連続>
13日(月)1時間目 戦争に行った犬の話
14日(火)2時間目 犬と人の絆の話
15日(水)3時間目 うばわれたペットの話
16日(木)4時間目 アルマが教えてくれたこと
物語は第二次大戦中、犬好きの青年太一が近所の子供達に頼まれシェパード犬の「アルマ」を預かる。
互いに信頼し合う仲になるが戦時下の為、日々の餌代にも困窮。
軍用犬にすれば国から餌の支給があるらしい~と知り、軍犬としての訓練に励む。
かくしてアルマは無事試験に合格。
しかし、すぐにアルマには満州へ出征命令が下された。
そして太一も後を追うように満州へ・・・・そしてアルマとの再会。
この原作は水野宗徳氏の「さよならアルマ」である。
今年の夏に読み、とても印象に残っていたものだ。
図書館で偶然見つけた1枚の古ぼけた写真。 そこには 「祝出征アルマ号」と書かれた幕の前で凛々しく鎮座する犬の姿があり、
軍犬という存在すら知らなかった著者 「水野宗徳」がそのアルマの姿に胸を打たれ、戦場に送り出された犬達のことを綴った物語。
本では太一の視点で物語が進む。
戦地へと向かうアルマ。そしてアルマを軍犬にしてしまった太一の苦悩とその後の決意。
アルマとの触れ合いの中で 次第に心を開いていく兵士達、そして・・・。
いくつかの章立てに別れており、子供にもわかりやすい平易な文で書かれており、
すらすらと読めるが、最後の部分にはぐっと来るものがある。
予想はしていたが・・・やはり最後は悲しくそして辛い話だった。
戦場で命を落とした10万頭とも言われる犬達。
大好きな主人から遠く離れた土地で犬達は何を思っていたのか・・・。
読みやすい文章のため、戦争当時の緊迫感がさほど感じられなかったのがやや残念だったが、その時代に翻弄された
犬の、そして子供達の思いが伝わった大切なものを沢山思い出させてくれた。
そして今日12月18日(土)にNHK総合にて
「NHKスペシャルドラマ「さよなら、アルマ」が(21:00~22:18)放送される。
犬好きの方はもとより、そうでもない人も、「人間のパートナーとしての犬」について考えるキッカケになる話だと思う。
HP(http://www.nhk.or.jp/drama/alma/)
犬を含めた動物たちと人間は、これからも共存の道を歩むだろう。
いつの時代も、犬を幸せにするのも不幸にするのも人間だ。
犬はこれからも変わらず、飼い主の為に生き、己の運命に従って死んでいくだろう。
そのときに人間ができることといえば、その生き様に応えられるだけの思いと愛情を注ぐことではないだろうか。
子供も大人も動物も不幸になる戦争はしてはならないと当たり前だけど 、改めて感じた。