「日本は昔お金持ちだったのに、いまは借金大国になってしまった」と母からよく聞くのですが、経済や歴史、

政治に詳しく無くてよく分かりません。小学6年生にも分かるように説明してもらえませんか?
日本はいつごろお金持ちだったのでしょう。それはどうしてですか?
何があって借金大国になってしまったのでしょう。
もしできれば、どうしたら日本が再び経済的に豊かになるか、考えを聞かせてください。

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  • 終了:2011/01/21 15:40:02
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id:SweetSmile1978 No.2

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ポイント35pt

なにを基準にお金持ちというかによって変わってくるのかなと思います。

「借金だらけ」というのは国家財政上の借金のことを言っているのかなと思います。

その国家財政の点では戦後から特にお金持ちであったというわけではありません。

1966年頃には国債の発行(借金)が始まり、現在までほぼ一貫して残高が増え続けています。

国総体として平成21年末の対外純資産は266兆円(これは、20年前と比べて増えている数字です。

)あるので、

それを理由として日本はまだまだお金持ちだ、と言う人もいます。

対外純資産(たいがいじゅんしさん):http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_politics/w007630.htm

ただ、個々の国民生活自体は多くの人が20年前と比べると

厳しくなったと感じているのではないかと思います。

国際競争力などの名目で賃金は抑制され、終身雇用も崩れました。

乗用車の販売台数などは、かつての「バブル景気」というものは崩壊してから

20年ほどほぼ一貫して減少し続けました。

車の費用はもちろんその維持費を払うのが大変になってきているため、

かつて自家用車を持っていたけれどももう手放して持っていないという家庭も多いかと思います。

今の日本の国家財政は借金がたくさんあるので厳しく、

消費税率引き上げなどの増税の話も出ています。

「日本は昔お金持ちだったのに、いまは借金大国になってしまった」

という言葉はその借金大国としてのイメージと生活上の実感が混じり合って

出てきた言葉なのかなと思います。

どうすれば日本がよくなるかはなかなか難しいですね。

日本はかつて技術大国だと言われてきましたが、

最近ではいろいろな分野でいろんな国に追いつかれ始めています。

これが今の厳しさの一つの理由でもあるので、

技術に磨きをかけて他国を引き離すとかですね。

それ以外では、現状はかつて「一億総中流」と言われていたのに対して、

経済的に貧しい者が増加することによって二極分化が進んでいることが一つの問題でしょうか。

「世の中競争社会だ、競争に負けた者が悪い」ということは簡単ですが、

経済メカニズムとして貧しい者の増加はお金の動きを止めます。

たとえば、毎年数億円の収入がある人は毎年その収入に合わせて物を買うわけではありません。

今の経済はお金が動くことによって成り立っていますので、

一部の限られた人のところにお金が流れそこで動かなくなることは

経済メカニズムとしていいことではありません。

バブル崩壊後、経済界の有力者・政治家・官僚が一丸となって

お金持ち優遇・弱者無視の政策をとってきたので、

その弊害が出ているわけです。

安い物しか売れない、とにかく安く売る、そのために人件費を削る。

完全な悪循環です。

このあたりをなんとかしないとだめですね。

腐った政治家と官僚がいる限りどうにもなりませんが。

あと腐った地方公務員も日本の癌的存在ですかね。

その他の回答3件)

id:Galapagos No.1

回答回数963ベストアンサー獲得回数89

ポイント35pt

「お金持ち」「借金」には、さまざまな見方があります。


たとえば、外貨準備高(国が保有している外貨や金の合計)が多ければ「金持ち」だという見方をするなら、日本は一貫して増加している(http://www.visualzoo.com/graph/18809)ので、ずーっとお金持ちであると言えます。

視点を変えて、国民の貯蓄残高がどうなっているかというと、これも一貫して増加している(http://www.stat.go.jp/data/zensho/2004/hutari/gaiyo13.htm)ので、ずーっとお金持ちであると言えます。

ただ、10年ほど前から世帯あたりの平均収入が頭打ちになっています。これは、労働生産人口が減り始めているためです。


次に「借金」ですが、赤字国債は毎年増加しているので(http://d.hatena.ne.jp/etsuyoshi/files/%E8%B5%A4%E5%AD%97%E5%9B%B...)、この意味では借金が増えていると言えます。

しかし、赤字国債の大部分は国内で買われています。そのうえで貯蓄は増えているわけですから、一概に借金が増えているとはいえません。

さらに、日本の貿易収支は一貫して黒字(http://ecodb.net/country/JP/imf_bca.html)です。


つまり、世帯あたりの平均収入と赤字国債の発行額だけを見ると、「日本は10年ほど前は金持ちだったが」と言えそうです。

しかし、外国から見ると、「日本は益々金持ちになっており借金はゼロである」となるのです。


なお、日本という国を1つの会社にたとえるなら、その損得を示す経常収支は一貫して黒字です(http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_eco_bop-balance)。この見方をするなら、日本はずーっとお金持ちで借金はないと言えます。

id:SweetSmile1978 No.2

回答回数199ベストアンサー獲得回数31ここでベストアンサー

ポイント35pt

なにを基準にお金持ちというかによって変わってくるのかなと思います。

「借金だらけ」というのは国家財政上の借金のことを言っているのかなと思います。

その国家財政の点では戦後から特にお金持ちであったというわけではありません。

1966年頃には国債の発行(借金)が始まり、現在までほぼ一貫して残高が増え続けています。

国総体として平成21年末の対外純資産は266兆円(これは、20年前と比べて増えている数字です。

)あるので、

それを理由として日本はまだまだお金持ちだ、と言う人もいます。

対外純資産(たいがいじゅんしさん):http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_politics/w007630.htm

ただ、個々の国民生活自体は多くの人が20年前と比べると

厳しくなったと感じているのではないかと思います。

国際競争力などの名目で賃金は抑制され、終身雇用も崩れました。

乗用車の販売台数などは、かつての「バブル景気」というものは崩壊してから

20年ほどほぼ一貫して減少し続けました。

車の費用はもちろんその維持費を払うのが大変になってきているため、

かつて自家用車を持っていたけれどももう手放して持っていないという家庭も多いかと思います。

今の日本の国家財政は借金がたくさんあるので厳しく、

消費税率引き上げなどの増税の話も出ています。

「日本は昔お金持ちだったのに、いまは借金大国になってしまった」

という言葉はその借金大国としてのイメージと生活上の実感が混じり合って

出てきた言葉なのかなと思います。

どうすれば日本がよくなるかはなかなか難しいですね。

日本はかつて技術大国だと言われてきましたが、

最近ではいろいろな分野でいろんな国に追いつかれ始めています。

これが今の厳しさの一つの理由でもあるので、

技術に磨きをかけて他国を引き離すとかですね。

それ以外では、現状はかつて「一億総中流」と言われていたのに対して、

経済的に貧しい者が増加することによって二極分化が進んでいることが一つの問題でしょうか。

「世の中競争社会だ、競争に負けた者が悪い」ということは簡単ですが、

経済メカニズムとして貧しい者の増加はお金の動きを止めます。

たとえば、毎年数億円の収入がある人は毎年その収入に合わせて物を買うわけではありません。

今の経済はお金が動くことによって成り立っていますので、

一部の限られた人のところにお金が流れそこで動かなくなることは

経済メカニズムとしていいことではありません。

バブル崩壊後、経済界の有力者・政治家・官僚が一丸となって

お金持ち優遇・弱者無視の政策をとってきたので、

その弊害が出ているわけです。

安い物しか売れない、とにかく安く売る、そのために人件費を削る。

完全な悪循環です。

このあたりをなんとかしないとだめですね。

腐った政治家と官僚がいる限りどうにもなりませんが。

あと腐った地方公務員も日本の癌的存在ですかね。

id:online_p No.3

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ポイント10pt

日本国は他国に借金などしておらず、貸し付けのみです。つまり金持ち国。

ただし日本国政府は、税収を上回る額を国債を発行することで、支出しつづけています。

つまり政府の財政は赤字。国債はゆうちょの預金を取り崩すいう方法で調達されており、

政府が国民に借金を負い続けているという形ですね。

日本国は貧乏なのではなく、放漫経営なのです。

これも日本国内にお金がたくさんあるからできることで、金持ち国ゆえの放漫さ、だらしない

経営です。

日本国政府は自分自身がだらしないくせに、それを棚に上げて、財政危機だから国民にさらに負担を迫るというもうむちゃくちゃなのです。

id:castle No.4

回答回数1011ベストアンサー獲得回数12

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国際政治の面からいえば、

・お金持ち時代:米ソ冷戦中と冷戦終結後しばらくの間

・貧乏時代;冷戦終結後のバブル景気崩壊以後

という言い方が出来そうではないかと思います。

 

アメリカとソビエト連邦という二大超大国が冷戦状態にあった時は、アメリカにとって日本は資本主義陣営に引き止めておきたい国という位置付けでした。日本の経済的な頑張りもあったのでしょうが、そうした日本に貿易などで優遇することで、お金が流れ込み、国が豊かになっていく手助けをアメリカは行っていました(経済的な調整で手心を加えていた、といった程度のものであるかもしれませんが)。

しかし、冷戦が崩壊した後、アメリカにとっては冷戦中に世界第二の経済国家にまで成長していた日本をどうにかすることが次の課題となりました。そこで、日本に対して経済的措置を強行するようになってきました。当時は日米経済戦争などといわれました。

日本では、一旦土地神話を中心としたバブル経済が生まれ、それが崩壊してそのまま立ち直れずに今に至るといった経緯が見方ができるように思います。

バブル崩壊でガタついた日本経済を支えるために国が借金(国債発行)して景気を底支えしていたのですが、その支えていた分だけ国の借金が膨らんだようです。

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