この辺の疑問についてお答えいただけると助かります!
スパイロメーターに取り付けるマウスピースには、いろいろな呼び方があるようです。
メーカー仕様では使い捨てで、「紙」と「プラスチック」製の2タイプ。
・マウスフィルター(フィルター付・マウスピース)「プラスチック」
感染予防付き。フィルターが付きで感染や機器の汚染を防止。
・マウスピース(フィルター無・マウスピース)「紙筒」
感染予防なし。
違いは、感染予防付きかどうかでは、と思います。
>マウスフィルターに紙筒をつけて検査。再利用?
本来、マウスフィルターは、メーカー仕様によると使い捨てのようですね。
しかし、人間ドックでは測定後にマウスピースのみを捨てて、マウスフィルターを捨てたことはありません。
今回のご質問で「使い捨てだったとは」気づきました。確かに、再利用していますね。
患者にとってのベストは「マウスフィルターにマウスピースを付けて、両方とも使い捨てする」だと思います。
マウスフィルターはプラスチックなので硬く、口にくわえたときに負担があるからです。
病院側からすれば、マウスフィルターを使い捨てすると、経済的なコストがかかる。マウスピースだけだと、
感染予防ができない。そこで、感染予防、機器の汚染も防止しつつ、経済的なコストも追求したいということ
で考え出されたのが、マウスフィルターにマウスピースをつけて検査し、マウスピース(紙筒)だけを使い捨
てするではないでしょうか。
また、呼気・吸気という面からは、スパイロメーター、ピークフローメーターという分類ができるのでと思います。
(1)スパイロメーター(呼気・吸気)
肺活量を測るために、病院、人間ドック等で利用されている。
(2)ピークフローメーター(呼気のみ)
息の強さ・速さの最大値(ピークフロー値)を測るために、個人で一般的には利用されている。
ピークフローメーターの製品例(独立行政法人環境再生保全機構)
米国レスピロニクス社のピークフローメーター「 パーソナルベスト」、「アズマチェック」は、
マウスピースの交換ができない。マウスピースを取外し、最低1日1回は水洗い、本体も月1回は食器用
洗剤に浸し水で濯ぎ、清潔に保つ必要があるとされています。
なお、風邪で病院に行ったときに、非常に気持ち悪い体験をしたことがあります。
診察の際、ろくな検査もせずに喘息と診断、医師の威圧的な態度から「パーソナルベスト」で
ピークフロー値を測定したことがあります。
「パーソナルベスト」は本来、個人で使うもの。どんな病気かも分からない多くの患者が
マウスピースをウエット・ティッシュでささっと気持ち拭く程度で、使いまわしている。
本当に問題だと思います。医療費削減、保険の診療点数も下がるなか、マウスフィルターの
再利用はあってほしくないものです。
ご回答ありがとうございます。とてもよくわかりました!
>患者にとってのベストは「マウスフィルターにマウスピースを付けて、両方とも使い捨てする」
>だと思います。マウスフィルターはプラスチックなので硬く、口にくわえたときに負担があるからです。
まさにそのとおりだと思います。吸気がある限りは前の人の呼気などがセンサーなどに
あたった後の空気を吸うので正直いやですよね。。
なんとなくあるべき姿がわかったようです。
ありがとうございました。