「日本は、可能なあらゆる方法を使うべきだ」と言われて、反論できません。
原子炉と、プールを冷却するには、水を入れる必要があるのは、理解しています。
大型ポンプ、大型発電機、発電機用の燃料、これらを、ヘリで原発まで輸送しないのは、
なぜでしょうか。電線を引く方法よりも、早いと思いますが。
米軍なら、ヘリで輸送可能な、発電機、ポンプなどを持っているはずです。なぜ、
この方法は試さないのでしょうか。
安全に停止した6号炉を再び発電させて、その電力で、1-4号炉の冷却に使うのは
無理なのでしょうか。
よろしく、お願いします。
資材の投下というのは意外と時間がかかるものです。
水を投下するだけで問題視されてるなか、資材を置きに行く時間はありません。
また資材等を置いても、それらを使える状態にする作業が必要となりそれを行う時間もあります。
「お前ら死んでこい」という命令を行える人間が居て、それを遂行する人間が何十人と居て、
その死に行く方々周辺家族へのサポートをこの先何十年おこなえる機関が存在すれば作業は出来ると思います。
が、そんなことは倫理的に不可能でもある。
これが今の状況ではないでしょうか?
質問者の言われる「日本は、可能なあらゆる方法を使うべきだ」は理解できます。
大型ポンプ、大型発電機、発電機用の燃料、を、ヘリで原発まで、輸送しても稼動可能まで「設置作業」をするには多くの人手と時間が掛かる事はお分かりだと思います。
結局、原発周辺の電線を生かして、そこまでも電力供給電線を引く方法が早いと思いますが。
発電機、今まさに繋げようと頑張ってますよ。
ただ、時間がかかっているようです。
中の事を知っていて、危険を承知でその作業を出来る人員が、非常に限られているせいもあるかもしれません。
長期的な事を考えた送電線の作業と同時進行で、行われています。
まずは、今あるポンプに発電機を繋げて動かそうとしているように見えます(遠距離注水はそれまでの気休めに近い緊急手段でしかなく、現実的な量を注水するのはかなり辛い)。
大型ポンプも、準備済みor準備可能である事は当然承知済みだと思います(東電の会見に出て来ました)。
ただ、使わずに済めば良いというようなニュアンスだったように記憶しています。
他の大型ポンプを使うという事は、新たなホースを燃料プール等へ、被爆覚悟で誰かが持って行く必要があります。
それを誰がするのか、誰にしろという権利があるのか、という問題があるでしょう。
6号、5号も、燃料プールの温度上昇が確認されていたように思います。
また、5か6号、どちらかのディーゼル発電にトラブルがあって、片方の発電装置でもう片方の電力も補い、なんとか現状の状態にあるようです。
1-4号とは仕組みが多少異なる原子炉ではありますが、これらも同じ震災に遭ったわけですし、余震も収まらない状況なのですから、今動かして発電させると言うのはあまりにもリスクが高いと思います。
給水した時に、原発の真上を飛んでいたので、原発の横までの輸送は、可能なのではないでしょうか。
二日目に首相がヘリで視察に行っていますが、その当時も電源不足が問題だったはず。
非常事態なので、リスクの高い事はできないというのは、理由にならないのでは。
この辺りの質問は、記者クラブ主催の記者会見では、誰かしていましたか。
質問者の言われる「日本は、可能なあらゆる方法を使うべきだ」は理解できます。
大型ポンプ、大型発電機、発電機用の燃料、を、ヘリで原発まで、輸送しても稼動可能まで「設置作業」をするには多くの人手と時間が掛かる事はお分かりだと思います。そうなると、作業員の安全確保も困難です。・・・完全に安全を保障された状況で出来る「新規」作業ではない事も理解してもらえると思います。
結局、原発周辺の電線を生かして、そこまでも電力供給電線を引く方法が安全で早いと思いますが。
>米軍なら、ヘリで輸送可能な、発電機、ポンプなどを持っているはずです。なぜ、
>この方法は試さないのでしょうか。
米空母、宮城沖に到着 原発懸念か、ヘリ救助活動は中止
http://www.asahi.com/national/update/0313/TKY201103130191.html
持ってるかどうか不明ですけど
協力的でないというか、危険すぎてちょっと手を出したくないんでしょう。
>安全に停止した6号炉を再び発電させて、その電力で、1-4号炉の冷却に使うのは
>無理なのでしょうか。
停止したものを稼働させるのは、急にはできないのが原子力発電なのです。
資材の投下というのは意外と時間がかかるものです。
水を投下するだけで問題視されてるなか、資材を置きに行く時間はありません。
また資材等を置いても、それらを使える状態にする作業が必要となりそれを行う時間もあります。
「お前ら死んでこい」という命令を行える人間が居て、それを遂行する人間が何十人と居て、
その死に行く方々周辺家族へのサポートをこの先何十年おこなえる機関が存在すれば作業は出来ると思います。
が、そんなことは倫理的に不可能でもある。
これが今の状況ではないでしょうか?
まずご指摘の通りだと思います。東京電力や政府当局者はありとあらゆる方法を使うべきだと思います。
ところで、ヘリで運ぶ話はもう着いていると思います。
現地には各種資材とか、電力線もそばまで来ています。
問題はそれを原子炉の制御装置のしかるべき箇所につなぐことができない。
一つは爆発などでの危険、もっと大きいのは放射線被曝ということかと思います。特に被曝は一定量がたまってくると退去せねばなら、準備とか、退去時のじょせんとかの時間がかかり、必要な作業時間が取れない。
人手での作業時間と、人数が確保できないからだと思います
常識的に考えて、ヘリでの輸送で一番危険なのが着陸です。
それも、専用の誘導設備や着陸用のフロアを持たない狭い敷地内に危険覚悟で着陸することになる。
いくら軍用機でも、放射能の嵐が吹き荒れる中、危険が過ぎるでしょう。
もしも横転して爆発炎上でもしたら目も当てられません。
それに、一回の着陸で済むほど少量の物資ではありません。
リスクが大きすぎると思います。
自衛隊機の散水作業でも、風が強くてなかなか命中しなかった。
上空の気流は原子炉の放出する熱でかなり荒れていると思います。
電波状況も最悪で、下手に接近すれば電子機器が全滅する可能性すらある。
同様の理由で、無人のヘリを偵察に使用する事も、ロボットを投入することも躊躇われる状況だと思います。
やるのなら格納容器に機体が命中した時の危険評価をしてからですね。
たぶん持たないと思う。
菅首相は、地震翌日に、ヘリで原発に視察に行きませんでしたっけ。
米軍なら、ヘリで輸送可能な、発電機、ポンプなどを持っているはずです。なぜ、
この方法は試さないのでしょうか。
安全に停止した6号炉を再び発電させて、その電力で、1-4号炉の冷却に使うのは
無理なのでしょうか。
安全起動出来るかどうかの点検で半年ぐらいは飛んでいくと思います。おまけにこちらもバックアップ電源無いでしょうから冷却水回せません。
↑原発は発電する前に電気を食います。
アメリカ人からの質問なのですが、必要になりそうな物を、ヘリコプターで輸送すれば、手間と時間が省けるのに、
なぜ、それをしないのかが疑問のようです。
地震発生、5日後に外部から電線を繋げるよりも、ヘリで自衛隊が持っているであろう、発電トラック、ディーゼルの
タンクローリーをまとめて運べば、数時間内に、かなりの電力を供給できたはずと、思っているようです。