今後冷却に失敗し「最悪の事態」に陥った場合に、東京23区に「健康に有害なレベル」の放射能(放射線?)が到達するリスクがあるのかないのか、文系にもわかるように解説願います。
★短期的影響だけじゃなく、「10年後の発ガン確率」のような長期的影響も含めて解説下さい。
★成人でなく「妊婦・乳幼児」を前提にお願いします。
「最悪の事態」をチェルノブイリ原発事故と同程度と想定します。
「[:http://cnic.jp/files/che20_20060304imfr.pdf:title=チェルノブイリ原発事故:何が起きたのか]」によると、原発からの距離10kmでの平均外部被曝量は毎時400シーベルト程度です。
福島第一原発から東京駅までの距離は224kmあります。
放射能は距離の二乗に反比例して低くなるので、224kmの距離では毎時0.69ミリシーベルト程度になります。
400÷(224÷10)÷(224÷10)=0.69 ミリシーベルト/時
年間の被曝量は
0.69×24×365.25=約6,000 ミリシーベルト/年
となります。
「放射線の基礎知識」(放射線被爆者医療国際協力推進協議会)によると、ガンマ線被曝量6,000ミリで「14日間に90%の人が死亡(中枢神経障害)」となっています。
1番の方の仮定にちょっとしたミスがあるので、先に、ちょっと修正をします。
『原発からの距離10kmでの平均外部被曝量は毎時400シーベルト程度です。』とありましたが、該当pdf
http://cnic.jp/files/che20_20060304imfr.pdf
の4ページを見ると、距離10kmでの被爆量が約400ミリシーベルトとなっていますので、単位が1000倍高くなっていると思われます。
1番の方の計算を1/1000にすると
年間の被曝量は
0.69×24×365.25=約6,000 マイクロシーベルト/年
になります。これは、通常の被爆量よりかなり多くなりますが、この被爆量で将来的にどの程度の影響があるのか、ほとんど無いのか、専門家でも議論が分かれるレベルの値です。(実験することが出来ないので、情報が少ないのです。)
この程度の被爆は避けたほうが良いことだけは確かです。
東京23区に「健康に有害なレベル」の放射能(放射線?)が到達するリスクがあるのかないのか、文系にもわかるように解説願います。
これは、風向きに寄ります。
多量の放射性物質が空気中に撒き散らされると言う状態が、最悪の事態ということになります。
東京に影響があるかどうかは、風向きによりまして、風向きによればもっと遠くまで影響が出ます。
どのような影響下というと、やはり発ガンの確率が上がるということです。
一応、放射線関係の専門家です。
上記の方の計算式は合っているかと思います。
放射線のレベルは「距離の二乗に反比例して減少」します。
つまり、距離が二倍になれば放射線レベルは1/4になります。
但し、放射性物資があくまで同じ場所に固定だった場合です。
何が言いたいかと言うと自然風に乗って放射性物質が運ばれてくる危険性を考慮しなくてはなりません。
火山灰の様に真上から降ってきた場合、距離は限りなくゼロになります。
アメリカでは偏西風に乗って放射性物質が飛んできた場合のシミュレーションもされており
アメリカ市民の中には恐怖心が発生しているとも聞きます。
http://stretchingminds.files.wordpress.com/2011/03/fallout-map1....
単純な自然風のシミュレーションページを見つけました。
サイトを開いて再生ボタンを押してください。
自然風は偏西風より高度が低く舞っていますので東京も放射性物質が振りえる圏内です。
http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/animation_dispersion_rejets_17...
ドイツでのシミュレーションGifです。
http://www.spiegel.de/images/image-191816-galleryV9-nhjp.gif
「被曝量と健康への影響の目安」
http://unitedknowledge.cocolog-nifty.com/blog/images/2011/03/17/...
>10年後の発ガン確率」のような長期的影響も含めて解説下さい。
>★成人でなく「妊婦・乳幼児」を前提にお願いします
妊婦に関しては、レントゲンの撮影でさえ危険だと考えられてます。
危険とか健康とかをどのレベルに考えるかによりますが、
最悪の事態に至らない現状でも、質問の条件だと十分だめです。
10年後の発がん率も高くなります。
あとはどの程度かによりますが
最悪の事態になった場合は、統計でも有意がわかるほど確率などはあがります。
最悪の事態にならない場合は、統計では有意がわからないとかいう事態になって
発がん率が少し増えていても、それは誤差の範囲に過ぎないとか因果関係が認められないとか
いうことになると思いますが、減るということはないのでこの指摘が妥当かどうかはわかりません。
東京23区に影響ないといえないです。
距離が離れてるといっても、影響を受ける程度には近いですし
そもそもその地域を立ち入り禁止にできても、完全にその中に閉じ込めることはできません。
妊婦や乳幼児は影響を受けやすいですので、大丈夫だといっている専門家はいないはずです。
言えるのは、統計的には大丈夫、確率的にはほぼ大丈夫といってるだけです。
大丈夫だといえるまともな専門家はいません。
条件付きで大丈夫だといっている専門家がほとんどですから
その条件がどの程度満たされるか、その条件は現実的なものかを見極めるのが
文系でもわかる危険度の察知の仕方だと思います。
このような質問に対しては、ほとんどの人が結論ありきで書いていて
またそれを補足する情報しか集めませんので、
引用先がいくら専門家であっても、客観的な資料であっても
個人的にが、あまり意味がないと思います。
海外のメディアでは、当然の様に報道され視聴者や読者が皆 知っているのに、日本政府も東電、原子力 " 非安全 " 不安院も、NHK を筆頭の日本国内の全糞マスゴミ共が決して伝えない、3号炉の 「 超危険性 」!!!!!!!!!!!!!!!!!!
3号炉は、他の号炉の新ウラン燃料と違い、ソノ " 1000倍 " 危険と謂われるプルサーマル MOX 燃料なのでアル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして、今回ソノ3号炉家屋が吹き飛んでイルのでアル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
政府・東電発表の放射線測定値なんて、簡単に信じれる訳ネーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【表2】 原子炉級MOX炉心の重大事故の影響
http://kakujoho.net/mox/mox99Lyman.html
【表2】のデータは、軽水炉に原子炉級MOXを装荷すれば、日本の公衆に対するリスクが大幅に増大することをはっきりと示している。炉心の4分の1にMOXを装荷した場合、低濃縮ウランだけの炉心の場合と比べ、重大事故から生じる潜在的癌死は42~122%、急性死は10~98%高くなる。数値の幅は、アクチニドの放出割合の取り方による。
炉心全部をMOXとした場合、潜在癌死の数は161~386%、急性死の数は60~480%高くなる。炉心に占めるMOXの割合と、放出されるアクチニドの割合により、原子力発電所の半径110キロメートル以内の地域で、何千、何万という数の潜在的癌死が余分に齎されることになる。(註:この距離は、計算上の便宜の為に選ばれたものであり、この地域の外でも影響が生じることは言うまでもない)。
これらの計算は、放出割合(炉内にある総量のうち事故の際に放出される割合)が、低濃縮ウラン燃料の場合と、MOXの場合とで同じだとの想定の下に行われたものであり、事故から生じる影響の差は、炉内にある総量の差からのみ来るものである。しかし、実際はそうではないかも知れない。セシウムのような揮発性の核種の放出の割合は、40ギガワット日/トン以上の燃焼度に照射されたMOX燃料の場合、同様或いはそれ以上の燃焼度の低濃縮ウラン燃料の場合と比べ、相当大きくなることを示す証拠がある。
コメント(4件)
特に危ない3号炉の残存量だけでも公開するべきだとは思うが、しないだろうな。
スリーマイル程度で済むのかチェルノブイリまで行くのかは別にして、チェルノブイリでは約60トンのうち10トン程度が核爆発した。
臨界を越える核反応で異常発熱が生じ爆発したようですが
核爆弾のような核爆発とは異なるようです。
現状の福島原発でも核燃料棒が破損していると推測され
微量はウランやプルトニウムが飛散していると思われますが
これらの金属の融点や酸化温度はかなり高いため
炉心が冷却されつづける場合
炉心火災などが生じなければ東京への到達リスクは
風向き次第ですが過大評価しなくて良い感じです。
3号炉は、他の号炉の新ウラン燃料と違い、ソノ " 1000倍 " 危険と謂われるプルサーマル MOX 燃料なのでアル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして、今回ソノ3号炉家屋が吹き飛んでイルのでアル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
政府・東電発表の放射線測定値なんて、簡単に信じれる訳ネーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【表2】 原子炉級MOX炉心の重大事故の影響
http://kakujoho.net/mox/mox99Lyman.html
【表2】のデータは、軽水炉に原子炉級MOXを装荷すれば、日本の公衆に対するリスクが大幅に増大することをはっきりと示している。炉心の4分の1にMOXを装荷した場合、低濃縮ウランだけの炉心の場合と比べ、重大事故から生じる潜在的癌死は42~122%、急性死は10~98%高くなる。数値の幅は、アクチニドの放出割合の取り方による。
炉心全部をMOXとした場合、潜在癌死の数は161~386%、急性死の数は60~480%高くなる。炉心に占めるMOXの割合と、放出されるアクチニドの割合により、原子力発電所の半径110キロメートル以内の地域で、何千、何万という数の潜在的癌死が余分に齎されることになる。(註:この距離は、計算上の便宜の為に選ばれたものであり、この地域の外でも影響が生じることは言うまでもない)。
これらの計算は、放出割合(炉内にある総量のうち事故の際に放出される割合)が、低濃縮ウラン燃料の場合と、MOXの場合とで同じだとの想定の下に行われたものであり、事故から生じる影響の差は、炉内にある総量の差からのみ来るものである。しかし、実際はそうではないかも知れない。セシウムのような揮発性の核種の放出の割合は、40ギガワット日/トン以上の燃焼度に照射されたMOX燃料の場合、同様或いはそれ以上の燃焼度の低濃縮ウラン燃料の場合と比べ、相当大きくなることを示す証拠がある。
いや、引用された資料の中でも最大4.8倍危険にしか見えないですけど