ノヴァーリス『青い花』を読んでいるのですが、そのなかに、


ひとりの巡礼が…

という文があるのですが、巡礼とは宗教的な行為のことだと思うのですが、これはどういう人間のことをいうのでしょうか?

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 途上の旅人たち ~ 青い花・青い鳥・赤い鳥 ~

 

── じゅん‐れい【巡礼/順礼】[名](スル)聖地や霊場を巡拝す

る旅によって、信仰を深め、特別の恩寵にあずかろうとすること。また、

その人。イスラム教徒のメッカ巡礼、ユダヤ教徒・キリスト教徒のエル

サレム巡礼、日本の四国八十八箇所・西国三十三所の札所巡りなど。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E5%B7%A1%E7%A4%BC&dt...

 

 広義の解釈では「伊勢まいり」「日光見ずして結構と言うなかれ」、

「ナポリを見てから死ね」などの俗諺に発展しています。

(下記Q&Aは、文学的趣向をただしているが、いささか不消化)

 

── ゲーテと白秋とチベット密教は、三者三様に「鈴」を詠っていま

す。道化師・巡礼・出版社・密教が、さまざまの目的で「鈴」を鳴らし

ているようですが、それぞれどんな音がするのでしょうか?

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6245179.html

 真実の末路 ~ 誰が為に鈴は鳴る ~

 

── 悪魔の霊液によって砂男になりきってしまうというような、そう

いうドイツ・ロマン派的遍歴を通過しつづける巡礼者になるしかなくな

ってくるわけなのだ。しかし、それがなんとも快楽なのである。

── 松岡正剛の千夜千冊『青い花』

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0132.html

 

 愛する人を失ったハインリヒは、巡礼者となってさまよい歩く。

(筆名「ノヴァーリス」はラテン語で、新開墾地を意味する)

── Novalis《Heinrich von Ofterdingen 1800-1802 Germany》

 

── Maeterlinck, Maurice《L'Oiseau bleu 1908‥‥ France》

 チルチルとミチル兄妹が、過去や未来の国に夢みた幸福の象徴である

青い鳥を探しに旅に出るが、もっとも手近な鳥籠の中にあった……。

 

 おそらく、ノヴァーリスは失意、メーテルリンクは訓話、白秋は絶望

(真実諦めただひとり 真実一路の旅をゆく)を語っているようです。

 のちに白秋は、鈴木 三重吉の《赤い鳥 19180701-193608‥》に参加。

 

http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070529

 真実の末路 ~ 失われたものの伝説 ~

http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%BF%BF%BC...

 

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