アスペクト比16対9はテレビ放送の規格で、これらは放送する周波数の帯域に関係しますので、好きとか嫌いでは選ぶ事は出来ません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E6%AF%94
これは言わば鶏と卵のような歴史的な流れできまります。
昔はテレビは4:3のアスペクトレシオでありパソコンの画面もそれにならって4:3で一部4:5(SXGA)がありました。ここまでがブラウン管モニターです。
その後、液晶業界はパソコンが先行し4:3のまま作られ続け、液晶の設備も4:3で歩留まりが良くなるように考えられて作られ安く供給されるようになりました。テレビはまだまだブラウン管が主流だったのとHDTVがまだ立ち上がっていなかったからです。
ところがここ数年、液晶のサイズが大きくなりパソコンだけでなくテレビにも使用されるようになってきました。そうするとパソコンよりもテレビの方が数が出るので液晶の設備もどんどん大画面でワイドな画面の液晶パネルが安く作られるように製造設備や部材が考えられ作られるように変わってきました。
そうなるとパソコン用の液晶は安い部品を使いたい場合はテレビの規格のものを使わざるをえなくなってくるのです。さらにテレビの規格以外の寸法のものはどんなにお金を払っても液晶製造メーカーは作ってくれないという現象まで起こっています。
つまり、パソコンはパソコンの都合に合わせた液晶画面を入手することがとても難しくなっているのが現状なのです。
コメント(2件)
http://www.toda-j.com/weblog/
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa2560767.html
http://sweetlovexx.seesaa.net/article/23179199.html
部品調達面、コストのことなど、いろいろと事情があるのですね。
おじゃましました。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090424/1025762/