地形や気候がそれほど大きく違うものなのでしょうか。それとも歴史的なものなのでしょうか。
職人気質という意味でいうなら、欧州や、そこから各国へ(アメリカなど)渡っていった職人達が受け継いでいるものであり、何もドイツに限ったことではないと思います。
ギルド - Wikipedia :http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%89
日本でもそうですが、親方と徒弟がおり、みっちりと技術を仕込まれた……逆に、それ以外の事についてなかなか学べない環境もあったかもしれません。
また、ドイツ人と日本人の気質の近似性について描かれているブログがありました。興味深い内容でしたので、一読されてみてはどうでしょうか。
only one:日本人とドイツ人の近似性 - livedoor Blog :http://blog.livedoor.jp/prostageud/archives/51046833.html
これ以上のこととなると、文化人類学で、欧州における、人種による社会構造や生き方の方向性等の差異を学ぶことになると思います。
文化人類学 - Wikipedia :http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E5%8C%96%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E5%AD%A6
まずは、欧州の中世から近世、現代への歴史をある程度学び、そこから、社会や思想などに絞って研究を深めていくイメージですね。
図書館の書架の間でゆっくり知識の旅をしてみてください。
それは、大陸といえども、祖先である民族が違うからです。
まじめ気質のドイツ人の先祖はゲルマン人中心ですが、
のんきな性格のイタリアやスペインはラテン人が中心です。
ゲルマン民族は、元々は現在のドイツ北部・デンマーク・
スカンジナビア南部地帯に居住していた民族のため、
今でもこれらの地域の文化は似ています。
ゲルマン人:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E4%BA%BA
一方、ラテン民族は、イタリアからあちこちに侵攻した古代ローマ人や、
その末裔にあたる人々で、イタリア、スペイン、ポルトガルや
ラテンアメリカの人びとを指し、彼らは似ていますよね。
また、言語としてのラテン語を話す場合は文化も似てくるので、
ラテン語を起源とするロマンス語と言われる言語である、イタリア語、
フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語等を
母語とする人々は、同じラテン語を話すので、気質が似てきました。
ラテン人:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E4%BA%BA
ラテン系:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%86%E3%83%B3%E7%B3%BB
これらの民族は、陸続きであるために同じ大陸に住みながらも、
それぞれ別の所から来て、全く違う性質をもっていたために、
ヨーロッパは大陸なので、現在は近隣に住んでいますが、
そもそも全く違う性質を持った民族であったわけです。
しかし、時代によって移動したり、混ざったりしてる地方もあるので、
ドイツのお隣でも同じ民族の多いオランダなどは似ていますし、
ゲルマン民族を含む似た三民族の総称のアングロ・サクソンや、
ラテン人のローマ軍は、ヨーロッパのあちこちに侵攻もしました。
サクソン人:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E4%BA%BA
加えて、移動先や侵攻先では当然、先住民族などとの戦いや
混血などもあったわけですが、大陸の島国の英国には、
先にケルト人も住んでいて、ケルト人は芸術的な性質で、
英国のケルト族はドルイドなどの魔法使いで有名で、
これまた違った性質を持っていました。
ケルト人:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%88%E4%BA%BA
ここにアングロ・サクソンの北方からのバイキングの侵攻、
ラテン系のローマ軍の侵攻や、フランスのノルマンディ侵攻などもあり、
歴史上、色々と混ざり合ってるので、
現在の英語は、文法は一部ゲルマンやサクソン系に共通点があり、
一部の単語はラテン系がルーツで似ていたりします。
また、そもそもの民族が違うので、髪の毛の色とか体格とかも、
ゲルマン系は金髪でガタイがごっつい巨人が多いのに比べて、
ラテン系は黒髪で背が低くて筋肉質な人が多いです。
典型的なケルト系は栗色っぽい明るい茶髪で背は高いけど、
芸術家肌であまり筋肉質ではない長身細身が多い気がします。
これらはやっぱり気候とか食べ物とかで、
金髪はやはり日照時間の低かった寒い地域に多かったと思うし、
黒髪は太陽さんさん陽気な暖かい地域に多かったと思います。
茶色はその中間とか…現在はみんなヨーロピアンと呼ばれますが。
現在はEUとしてごっちゃになっているので、少しややこしいかも
しれませんが、各国に国民性としては残る感じです。
そういうわけなんです。異なる民族や文化がルーツだからです。
何を指して勤勉と言うかによります。
少なくとも労働時間については、ドイツはヨーロッパ諸国の中でも少ない方なので、この点では勤勉とは言えません。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3100.html
おそらく日本人は、自らが勤勉であることを自負していて、ドイツ人が以下のような点で日本と似ていることから、彼らも勤勉であると思い込んでいるのでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91
近隣諸国といいますが、ドイツの近隣諸国には、勤勉で質朴なタイプの国のほうが多いように思います(ただし労働時間はどこも日本ほど長くない)。具体的に名前を挙げると、オランダ、スイス、デンマークなどです。
国民性というと風土と結びつけられることが多いのですが、ヨーロッパは細かな宗教の違い(カトリック・正教・プロテスタントそしてプロテスタントにもいろいろある)、周辺諸国との歴史的関係(ある地域がある時期にはフランスだったりドイツだったり、とかいう国境線の移動がざらにあります)、そこからくる政治や財政事情の違い、植民地や他国からの移民受け入れなどで、いろいろと細かい点で各国固有の事情を抱えています。ラテンの人はいい加減であるような発言がコメント欄には散見されますが、イタリアの職人芸の緻密さは他の追随を許さないものがありますし、また北イタリアやスペインの地中海沿岸のバルセロナなどはIT産業で有名なところです。そういう人たちの仕事ぶりを知る機会があり、いちがいに「何人はなになに」というようなことはいえないだろうと思っています。
うーん。ドイツ人が真面目、というのがそもそも思い込みではないかと…。
http://plaza.rakuten.co.jp/mezzana/diary/200501180000/
http://www.silverboy.com/silverboy/op200209.htm
たまたま日本国内におけるドイツ製品の代表的なものがベンツというお堅いイメージのある車だったり、ゾーリンゲンなどといったお堅い器具だったりするだけなんじゃないかと…。歴史的にもたまたまドイツとゆかりが深いからドイツ製品やドイツの情報が日本国内に多くて、だからドイツのことを耳にすることが多いということなんじゃないでしょうか。もちろんドイツが経済大国だということもあるでしょうし。
ドイツ以外のEU圏の国々と、ドイツ単体との、気質の違いを証明できるものは何もないと思います。
コメント(5件)
ドイツはプロテスタントが多い。
真面目ならカトリックのやり口を許せなかった時代があったから、類が友を・・・だったんじゃあないかな?
現在こそ平和の使者のような貌をしているが、かつては世界最強の侵略者・・と言うよりも侵略の元締めで、大勢の人の生き血をすすって肥え太った。
少なくとも大航海時代にはね。
彼らの先祖は同じ古代民族なのです。
なぜなに>彼らの先祖は同じ古代民族なのです。
なにが正解なんですしょうか?
それを言うなら現在生きている民族全ての先祖は同じ古代民族ですよ。
スカンジナビア諸国を説明するならノルド諸語を話した人々として
アングロサクソン族とは明確に区別されるべき存在ですし(フィンランドの一部が例外)
また民族的にも工業が盛んな南ドイツの人々とは隔たりがありますよ。
だから地域的に隔たったドイツ人と気質が似ていることが何らかの意味を持つのです。
また同じ言葉を話すと気質は似ると言うなら
フィンランド人は違う気質を持っていないとおかしいことになってしまいますが
何らかの論拠がおありなんでしょうか?
同じゲルマン人(ゲルマン民族)がルーツと言う意味では、正解です。:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E4%BA%BA
"The Germanic peoples (also called Teutonic or Gothic in older literature) are an Indo-European ethno-linguistic group of Northern European origin, identified by their use of the Indo-European Germanic languages which diversified out of Proto-Germanic during the Pre-Roman Iron Age."
http://en.wikipedia.org/wiki/Germanic_peoples
http://en.wikipedia.org/wiki/File:Germanic_Groups_ca._0CE.jpg
現在は同じ日本人でも、日本でも縄文人と弥生人などがあって、
縄文以降に混血などのあった弥生人の風貌や性質等が少々
異なっていたので、当然同じアングロサクソンやゲルマン民族でも
細やかにカテゴライズすれば北方系と本土系を厳密に区別することは
いくらでもできますが、なぜゲルマン系の言語が、
現在も似た様な響きや構造を持つのかを古代にさかのぼれば、
ドイツ語とスウェーデン語の共通点として、
ゲルマン語であるから似ていると一般的にはしています。
同じドイツやスカンジナビアでも、
地域差などで異なった文化は当然派生します。
同じ日本でも北海道、東北、九州、沖縄などでは
異なった慣習などがありますが、それに土地柄での地域差や、
現代では経済的や社会的など様々な要素により、
かつて経済格差によって分断されていた東西ドイツの
都市の特徴の違いは今でも感じられることがあります。
しかし東ドイツや東スカンジナビアには、
中欧・東欧などのスラブ民族の影響もあったので、
それが西のゲルマンとの大きな違いでもあります。
スカンジナビア半島でも、東側はスラブと混じっている地域があります。
それで明確な違いのある地域も当然ありますよ。
なので、フィンランドは近隣ロシアのスラブ人の影響も強く、
スウェーデンはよりゲルマン人側だから違う部分も大きいです。:
スラブ人:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B4%E4%BA%BA