CentOS 5.8(x86_64) をサーバで使用しています。
現在、php5.1.6(rpm)をインストールしてあり、バージョンを5.2へ上げようとしています。
いろんなサイトを参考にし、以下の作業をしました。
>>
# wget http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm
# rpm -Uvh epel-release-5-4.noarch.rpm
# vi epel.repo
[epel]
<省略>
enabled=0
<省略>
priority=1 <=== 追記。
# yum --enablerepo=epel update php
Loaded plugins: priorities
epel | 3.4 kB 00:00
Setting up Update Process
No Packages marked for Update
<<
「更新するパッケージはない」と言われているようです。
どなたかアドバイスをお願いします。
そもそも、EPEL 上に、PHP の 5.2 は見当たりませんが...
RepoView: ”Fedora EPEL 5 - x86_64”
上記ページは、EPEL 上で RHEL / CentOS Ver 5.x 向けの x86_64 用パッケージのリポジトリで、パッケージ名が "p" から始まるものの一覧ですが、「php なんちゃら」というパッケージは、標準の PHP 関連のパッケージには無い、拡張モジュールの類のものばかりです。
例えば、php-mcrypt は、確か、5.6 か 5.7 辺りからは、ディストリビューションのリポジトリからは無くなったもので、php-mcrypt を使いたかったら、EPEL のリポジトリからインストールできる、という話になりますが、この時の PHP のバージョンは、パッケージ名をクリックしてみると分かると思いますが、5.1.6 のままです。
あと、これはディストリビューションのリポジトリに含まれているのですが、PHP の 5.3 系が、「php53」といった名前のパッケージで用意されています。インストールされている「php なんちゃら」のパッケージをアンインストールして、「yum install php53」といった具合にインストールすれば、Ver 5.3.3 の PHP がインストールされます。
ただ、PHP のパッケージに依存している別なパッケージがある場合、php53 パッケージではうまくいかない場合があります。Ver 5.1.6 の「php なんちゃら」のパッケージと、Ver 5.3.3 の「php53 なんちゃら」のパッケージでは、一応、全く別のパッケージとして扱われるため、php53 のパッケージをインストールした後で、php に依存しているパッケージがインストールできないケースがあります。
早速のご回答ありがとうございます。
2012/05/02 18:14:59初歩的なことから大変勉強になります。
php53 に切り換えるのは、ためらいますね。
5.1 では、jsonが有効にならないので、5.2 に上げようと思っていました。
php-pear, php-devel をインストールして、peclコマンドで jsonモジュールをインストールの方が、安全かもしれませんね。。