国内旅行先として、沖縄を「選ばない」人に、
「なぜ沖縄を選ばないのか?」を尋ねた、そのようなアンケートはどこかにありますか?
私見ですが、沖縄を観光先に選択しない人のうち、かなりの比率が
「台風で足止めになる危険性があるから」という理由では?と推測してるのですが、
その確証が欲しくて。
実際、自分自身、勤め人なので、足止めリスクを考えると
沖縄旅行に行く気になりませんし、逆に言えば
台風足止めリスクが軽減されれば(航空機運航率が高まれば)
沖縄を旅行選択肢に入れると思います。
沖縄のタクシーは怖くて敬遠されているようです。
ここで沖縄だけのタクシーの特異を数例をあげてみますので、皆さんも考えてみて下さい。
* 一部学校においては口頭で乗ってはいけないタクシーを指導している。
* 旅行会社の個人旅行の最終行程表に注意事項として那覇空港及び各有名観光地,宿泊ホテルで 悪質な客引きの注意喚起が記載されている。
沖縄のタクシーは危険なのでレンターカーを勧める旅行業者もあります。
* 宿泊ホテルでは、ホテルに待機のタクシーの行動には一切責任がもてない旨が張り出されている。
* ホテル待機のタクシーは暴力団関係者に会費と称するみかじめ料(用心棒代)を支払い会費納入者だけにホテル待機が認められる。
* 一部マスコミ関係者も乗ってはいけないタクシーが口頭で指導されている。
* 土産物屋に観光客を連れて行くき一軒1.000~5.000円のリベートを受け取ることにより、無理矢理いやがる客を土産物屋に連れて行く。特に若い文句の言えない女性観光客は標的になっています。
沖縄県の観光政策課が行なっている 観光統計実態調査報告書 の 平成19年度版 には、「沖縄未来訪者インターネット調査」があります。
これは、沖縄旅行を計画したが断念した人たち(2915人)から、ネットでアンケートを取ったものです。
要約版の『沖縄観光の潜在マーケット』(PDF 16ページ)
http://www.pref.okinawa.lg.jp/kankokikaku/sennzaima-ketto.pdf
P13によれば、沖縄観光の阻害要因のうち「台風など気候が不安定」は14%を占めています。
同じページの下にある世代別のグラフでは、50才台以上になるとより大きな阻害要因になる事がわかります。
P7の「沖縄旅行を計画した人たちの年代別シェア」では、50才台以上が47%と半数近くを占めていますので、台風によるリスクが軽減されれば、沖縄観光に行く人はもっと増えるものと推測できるでしょう。
細かい数字は『平成19年度観光統計実態調査報告書』(PDF 103ページ)
http://www.pref.okinawa.lg.jp/kankokikaku/H19houkokusho.pdf
の方が詳しいので、必要があればご参照下さい。
お役に立てることを祈りつつ。
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