科学技術の発展には、目利きが大切です。ノーベル賞受賞の山中さんも、2年間190万円の奨励研究Aからはじまっています。その時の審査をしたのが、岸本さんです。どういった基準で奨励研究Aはなされているのでしょうか? 関連する情報あったらお願いします。ある程度成功した研究に予算をつけるのは当たり前ですが、それらの研究も最初は、奨励研究Aのように、年間100万円程度からはじまります。質問はその最初の目利きについてのです。引用もしくは、確実な経験に基づく回答お願いします。下記の内容と同じ記事は回答から、省いていください。
『審査の責任者は免疫学の権威、岸本忠三・元大阪大学長(現阪大特任教授)。山中教授は緊張しながらも「やろうとしている研究内容を一生懸命説明した」。岸本元学長は「ほんまにできるんやろうか」と疑ったが、熱意に押され「千に三つでも当たれば成功」と助成を決めた。これがiPS細胞開発の端緒となった。』
コメント(5件)
回答する自信がないので参考になりそうな資料だけはっておきます。
奨励研究Aは大阪市立大学医学部の助手時代の事で、岸本先生が審査に当たられたのは奈良先端科学技術大学院大の助教授時代でCRESTの研究費ではないでしょうか。
http://www.ips-network.mext.go.jp/column/global_trend/no02.html
> 山中教授が初めて科研費を獲得した大阪市立大学助手時代(1997〜)
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/09770064.ja.html
大阪市大の助手時代で2年間で190万円となっています。
http://www.yomiuri.co.jp/science/tomorrow/tr20090118.htm
> 6年前、科学技術振興機構(JST)の「戦略的創造研究推進事業(CREST)」で、採択の審査をしていた大阪大の岸本忠三・元学長は、ある申請書の題名に目を留めた。
http://home.sato-gallery.com/JST/interview/Kishimoto080331.pdf