この小説を書き始めてから第一次世界大戦が勃発し、時局に対するエッセイ『非政治的人間の考察』が書かれるなど『魔の山』執筆が一時中断してます。
ズバリ、どこで中断してどこから再開されたか分かりますでしょうか?
『非政治的人間の考察』執筆が『魔の山』に与えた影響を知りたいのです。
よろしくお願いします。
このへんの資料が参考になるのではないでしょうか。
中断された時点で、すくなくとも4章の途中までは書かれていたようです。
その他の再構成された部分に関しても少し記述がありました。
1914 年8月に第1次世界大戦が始まると,9月から 12 月にかけて『戦時随想(Gedanken im Kriege)』や『フリードリヒと大同盟(Friedrich und die große Koalition)』などの執筆による中断をむかえたものの,1915年の1月には「しかし政治的,歴史的なハイキングから 私はこの『魔の山』に再び戻ろうとした,そしてまた再び『魔の山』を書く」24)という記述とともに,早くも『魔の山』の執筆を再開している。8月には第4章(ヒッペの箇所)あ たりまで筆は進んでいたという25)。しかし,1915 年になって,すでに述べたように,この作品は長い中断の時期を迎えることになった。
>Webのコンテンツでもない大学の紀要論文
2013/05/13 17:30:48いや、そういうわけでもないんですけど、どういう資料なのかわかりやすかったので回答のような参考URLにしました。こっちからもアクセスはできますね。
http://taweb.aichi-u.ac.jp/tgoken/bulletin/no_12.html
ありがとうございます。
2013/05/13 18:09:54これも大学研究室のページなので探せなかったと思います(*^^*)。