【背景】
土地を購入後、建築請負会社(A社とします)に建築依頼をしました。
専門の第三者に、建築工程チェックを依頼しております。
現在、基礎のコンクリートを流し込んだ時点で、ミスが発覚し、工事が止まっています。
メールでのやり取りの中で、A社は下記のミスを認めております。
1: 土地改良のための杭を、予定と異なる場所に打ってしまった。
2: 杭と基礎の位置関係上、片持ち梁形式の基礎配筋設計にする予定が、基礎配筋設計が、それに対応していない。
【現在の課題】
修正工事が大変であるため、土地を買い取りたいとの申し出がありました。
また、先日の打合せでは、A社は一切ミスをしていないため、慰謝料等は
支払わないと言っています。
契約書には、特に納期のことしか明記されておらず、その他のことは
協議の上決定することになっております。
そこで質問です。
下記の項目について、A社に請求することはできますか?
Q1: 土地の購入実費
Q2: 慰謝料
Q3: 将来払う必要のなかった賃貸住宅費用(数か月分)
非常に困っております。
よろしくお願いします。
工事請負契約書には建設業法に基づき、書面に記載する事項が決められています。
通常は日本建築士会連合会等の建築関係の団体が協定して作成された、四会連合協定工事請負契約約款の書式が使われ、工事中や建物の完成 及び引き渡しの後にトラブルが生じた時の解決方法を取り決めが明記されています。
もう一度契約書を確認して下さい。
> 契約書には、特に納期のことしか明記されておらず
もしこれが事実だとすると、建設業法違反で契約の解除が可能です。手付け金などは、利子を含めて返金されます。
慰謝料というよりは、この期間に受けた損害を算出し、損害賠償請求した方がいいでしょう。
手続きは専門の弁護士に頼むといいです。
欠陥住宅・契約トラブル等(東京弁護士会)
http://www.toben.or.jp/bengoshi/soudan/sumai/kekkan.html
工事請負契約書には建設業法に基づき、書面に記載する事項が決められています。
通常は日本建築士会連合会等の建築関係の団体が協定して作成された、四会連合協定工事請負契約約款の書式が使われ、工事中や建物の完成 及び引き渡しの後にトラブルが生じた時の解決方法を取り決めが明記されています。
もう一度契約書を確認して下さい。
> 契約書には、特に納期のことしか明記されておらず
もしこれが事実だとすると、建設業法違反で契約の解除が可能です。手付け金などは、利子を含めて返金されます。
慰謝料というよりは、この期間に受けた損害を算出し、損害賠償請求した方がいいでしょう。
手続きは専門の弁護士に頼むといいです。
欠陥住宅・契約トラブル等(東京弁護士会)
http://www.toben.or.jp/bengoshi/soudan/sumai/kekkan.html
だわかき さん
回答ありがとうございます。
建設業法違反 の情報ありがとうございます。
調べてみると、確かに約款等に記載すべき項目が一切ありませんでした。
非常にクオリティーの高い回答ありがとうございます。
杭の打ち間違いを正させること、若しくは損害賠償を請求できるでしょう。
よって、1、2はダメで3プラス杭の打ち変え費用が可能でしょう。
>修正工事が大変であるため、土地を買い取りたい
これはおかしな言い分に聞こえます。
はじめから土地を取得するつもりでやったのでは?と勘ぐりたくなります。
各市区町村に法律相談所があると思いますので、一旦、ご確認ください。
ラフディング さん
回答ありがとうございます。
東京都町田市の土地ですが、不便なところなので積極的に欲しがる人は少ない気がします・・・
1と2がダメな理由を教えていただけると助かります。
法律というものは、ミスに対しては、修正しろというスタンスです。
また、実害に対しては、損害を賠償しろですが、慰謝料は、単に気分が悪かったからでは認定されないものだからです。
http://chumon-jutaku.jp/knowledge/insurance_guarantee/6532/
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6813645.html
http://www.ads-network.co.jp/houki/hanrei-04.htm
この辺が参考になると思います。
boost_beastさん、回答ありがとうございます。
質問に対して、一対一対応でないので、よくわかりません。
まとめて頂けると、ありがたいです。
修正工事が大変であるため、土地を買い取りたいとの申し出がありました。
慰謝料等は難しいですが、土地の買取代金を土地の購入実費よりも高く設定することによって、損害を少なくすることが出来る可能性があります。
本来は修正工事に掛かる費用を業者が負担しなければいけないのですから、その分の上乗せという考えです。
このあたりは交渉ごとになるので、弁護士や土地関係の専門家を入れるのが良いと思います。
suppadvさん、回答ありがとうございます。買取価格を実費より高く設定する所の論理がよく分からないので、教えて下さい。業者は、買取の有無に関わらず、設計ミスを修正する必要があるのですが…
だわかき さん
2013/07/11 23:37:49回答ありがとうございます。
建設業法違反 の情報ありがとうございます。
調べてみると、確かに約款等に記載すべき項目が一切ありませんでした。
非常にクオリティーの高い回答ありがとうございます。