かつての冷戦は'89のマルタ会談で集結したと考えると,2014年のウクライナ問題表面化による冷戦再来までに25年間のブランクが生じてしまい,ブランクに相当する期間には本当に冷戦が存在しなかったのか,という疑念がわいてきます。
そこで,これは冷戦の再来ではなく,マルタ会談以降も継続していた延長線上にある動きである,ブランク期間も米ロ間の冷戦は表立ってはいないが形を変えて存続していた,とみなす考え方について論じて下さい。
妥当な根拠と史実を添え,300文字以上でご回答下さい。有効な回答にポイントを配分致します。よろしくお願いします。
1990年の湾岸戦争では、イラクの要請を受けたソ連の提示した和平案に対し、欧州共同体は賛成したものの、アメリカが反対したことで、修正された。グルジアに親米政権が樹立されると、2008年にロシア軍が侵攻し南オセチア紛争が起きた。
2002年、NATOにロシアを加えたNATOロシア理事会が設立され、旧東側諸国のNATO加盟が相次いだ。しかし、NATOの重要戦略にロシアは参加することはできず、ロシアの不満は高まっていく。南オセチア紛争や、今回のクリミア紛争もNATO加入をめぐる争いであった。
かつての米ロの代理戦争という形の冷戦ではなく、NATO加盟の是非をめぐって当該国の内政に干渉するという形で冷戦は続いていると言える。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140402-00000096-san-int
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/b72766484df913944e6f0cbeb4add69b
どうもありがとうございます。NATOがキーワードになってきた様子がよくわかります。
2014/04/02 21:23:20