福音館書店さんには問い合わせてみましたが該当なしとの返答をいただきました。
【タイトル/記憶】風船売りのおじいさん
【あらすじ】町外れに住む風船売りのおじいさんがいた。おじいさんは夏の祭りのときだけ町に顔を出し、祭りが終わるとどこへともなく去っていく。主人公の男の子たちと淡い親交を結ぶのだが、ある年、おじいさんは祭りに姿を見せない。どうやら具合を悪くしたらしい。心配になった男の子たちがおじいさんの家を探して訪ねるが姿が見えない。雨上がりの虹を見上げるとおじいさんが手を振りながら天国に上っていくところだった。おじいさんと男の子たちは手を振って別れを告げる。
【補足】プロテスタントの幼稚園のバザーで昭和53年頃に手に入れたものです。アンソロジーの1篇だったようにも思います。表題作であったかどうかは定かではありません。震災の混乱で失われたか、それ以前に廃棄してしまったか、2011年春の時点では実家の書庫にはありませんでした。どうしても再読したい思い出の本です。よろしくお願いします。
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