「生産」ということについて、考えさせられる映画を探しています。


農業生産、工業生産、知的生産、非生産的生活なんでもいいです。

映画を見ると、「生産」ってなんだろう、「生産」の反対語は○○だ、
などと考えさせられる映画があったら教えてください。

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  • 終了:2015/02/09 05:50:04
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回答5件)

id:rafting No.1

回答回数2652ベストアンサー獲得回数176

ポイント20pt

一時期、イギリス映画をよく見ていた時期がありました。
1990年代のイギリスは不況の真っただ中で、失業が背景にある映画が印象に残っています。

例えば、フル・モンティという映画では、鉄工所を解雇され失業中の金欠中年男6人が男性ストリッパーで一発当ててやろうという映画です。


ブラス!という映画では、工場閉鎖に揺れる炭鉱町で生活苦に音楽を捨てていくものたちと、ひとりブラスバンド部の優勝を目指していこうというリーダーがすったもんだしていくなかで、かなりドロ臭い人生が描かれています。


一方、アバウト・ア・ボーイという映画では、父親の遺産で非生産的生活を淡々と送りつづける中年男の生活が少年との出会いで変化が起きていく内容です。


日本もバブル崩壊後から20年くらい不況が続いていますが、上記の映画などで描かれているジリ貧生活よりはまだましかなといったところで、産業革命から先頭を切ってきたイギリスが工業生産分野で産業構造の変化や転換に直面し、一般庶民の生活を直撃し、打ちのめされている様子が伝わってきます。

id:ShinRai

三本もご紹介くださりありがとうございます。

興味深いです

2015/02/03 06:50:34
id:HARUME No.2

回答回数341ベストアンサー獲得回数16

ポイント20pt

モダン・タイムス (2枚組) [DVD]

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月並みですが。

id:ShinRai

これも貴重な映画ですね。ありがとうございました。

2015/02/03 14:44:52
id:blue_star22 No.3

回答回数297ベストアンサー獲得回数12

ポイント20pt

いまやってるNHKのドラマ限界集落株式会社なんてどうですか?

http://www.nhk.or.jp/

id:ShinRai

http://www.nhk.or.jp/dodra/genkai/html_genkai_midokoro.html

おもしろそう。ありがとうございました

2015/02/04 04:17:26
id:adlib No.4

回答回数3164ベストアンサー獲得回数243

ポイント20pt

 
 汗の歴史 ~ アダムが耕し、イヴが紡いだ時、誰が領主だったか ~
 
【勤労】家庭とは何か、経済とは何か、近代とは何か、切々たる叙情。
── 《わが谷は緑なりき How Green Was My Valley 19411026 America 19501223 Japan》
http://q.hatena.ne.jp/1200537577#a795835(No.6 20080119 04:15:02)
 
【不労】未来の工場を皮肉たっぷりに描く《モダンタイムズ》の原型。
── 《自由を我等に A Nous La Liberte 19311218 France 193205‥ Japan》
http://q.hatena.ne.jp/1391509062#a1223152(No.1 20140204 22:42:14)
 
【心労】妾の楽しみは、お酒と、タバコと、そしてベッドよ(自堕落)。
── フェリーニ・監督・脚本《甘い生活 La dolce vita 19600205 Italy 19600920 America》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19600920 魚は眠らない! ~ 酒と煙草と寝床 ~
 
【過労】約500メートルに自給自足する孤島を、世界60カ国以上で上映。
── 新藤 兼人・監督・脚本・製作《裸の島 19601123 近代映画協会》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20110806 再妻物語 ~ 新藤家の人々 ~
 
【徒労】生物には親がなければならぬ!(Spallanzani, Lazzaro)
── 黒澤 明・監督・脚本《どですかでん 19701031 東宝》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/18700319 原点パパ ~ アブラハムの末裔 ~
 

id:NazeNani No.5

回答回数1615ベストアンサー獲得回数276

ポイント20pt

本来は大量「生産」をするための旧式レコードプレスの機械で、
一人の人間の人生が「破壊」されるシーンが強烈な映画がありました。
マスプロダクションの時代に入った昔のポップロック音楽業界における、
知的生産活動での盗作問題を巡る悲劇がテーマのカルト映画、
「ファントム・オブ・パラダイス」。鬼才デ・パルマ監督作品です。
オペラ座の怪人やファウストやロックオペラの風刺が入っていますが、
レトロ(70年代?)な映画だけあって、ダークな過去を背負う
特撮ヒーローの世界みたいになっていて、ホラー映画にもなり切れず、
ミュージカルにも闇のヒーローにもなり切れない様な哀愁を感じました。
映画の中で、悪魔に魂を売ったプロデューサーが出てくるのですが、
レコード契約が悪魔との契約に例えられていて、自分の作った作品が
大衆向けに手を加えられて、全く違うものにされてしまうなど…
生産のプロセスが他人の手に渡る時、本来のものとは異なってしまう
クリエイターの苦悩が、ファントムの様な怪人に例えられているのかも…?

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