2年程前からフリーランスとして仕事をしているのですが、
今年初めて青色申告(10万円控除)のため「現金出納帳」を記入します。
現金出納帳の1行目に「1月1日 前期より繰越」と記載し、
前期の残高を記入するのは理解したのですが、
お恥ずかしながら個人のお金と事業のお金がごっちゃになっているため
残高をいくら記入すれば良いのか分からず悩んでおります。
銀行口座は2つありまして、主に下記のように使用しております。
・事業用:入金/仕事に関する買い物の引き落とし/個人用口座への振替(生活費)
・個人用:個人の買い物/たまに仕事に関する買い物もあり
・お財布(現金):個人の買い物/たまに仕事に関する買い物もあり
それぞれにバラバラとお金が入っているため、
何をどうまとめて「現金出納帳」に記入すればよいのか悩んでおります。
宜しければアドバイス等頂けますと幸いです。
どうぞ宜しくお願いします!
現金出納帳はあくまで補助的なもので、日々の現金の流れを記録しやすくするためのものです。複数の口座の管理などは総勘定元帳で行いますが、そちらはつけていますか? 会計ソフトを使っているなら、わざわざ現金出納帳を別に作らなくても一回の入力で複数の帳簿を更新してくれると思いますが。
現金出納帳に関して言えば、あくまで注目するのは手元の現金の増減のみです。銀行口座残高などはいくつあっても気にする必要はありません(それは総勘定元帳の方でわかります)。
手元のお金は、何かすれば増えるか減るかしますよね。
現金が増える時: 仕事の報酬を現金で受け取った。銀行から下ろした。友達が貸してた金を現金で返してくれた。友達に現金で金を借りた。これ全部、「現金が増える」という点では同じです。なお、仕事の報酬が銀行振込の場合、「手元の現金」は増えたりしないので、現金出納帳には記入しません。
現金が減る時:仕事の材料を現金で払った。現金で個人の買い物をした。友達に現金で金を貸した。友達に現金で金を返した。現金を持っていって振込をした。これ全部、「現金が減る」という点では同じです。自分の銀行口座から直接先方に送金する、という場合は現金の増減は無いのでやはり現金出納帳には記入しません。
これら「増えた」「減った」というイベントについて、その金額と、「その現金がどこから来たか(増えた場合)」、「どこへ行ったか(減った場合)」を現金出納帳に記録します。個人と仕事で財布をひとつにしていても構わなくて、個人用支出か仕事用支出かを記録しておけば良いのです。
手元の現金と、現金出納帳の残高が常に合うことだけ気をつけます。いつの間にか減ってて何に使ったか思い出せなければ、使途不明とか雑支出とかの項目作ってそこにお金が出て行ったと記録します。
そして、適当なタイミングで総勘定元帳の方に転記します。この時、「何に使ったか」でまとめられるので、個人用と仕事用の金の流れを分けることができます。
現金出納帳はあくまで補助的なもので、日々の現金の流れを記録しやすくするためのものです。複数の口座の管理などは総勘定元帳で行いますが、そちらはつけていますか? 会計ソフトを使っているなら、わざわざ現金出納帳を別に作らなくても一回の入力で複数の帳簿を更新してくれると思いますが。
現金出納帳に関して言えば、あくまで注目するのは手元の現金の増減のみです。銀行口座残高などはいくつあっても気にする必要はありません(それは総勘定元帳の方でわかります)。
手元のお金は、何かすれば増えるか減るかしますよね。
現金が増える時: 仕事の報酬を現金で受け取った。銀行から下ろした。友達が貸してた金を現金で返してくれた。友達に現金で金を借りた。これ全部、「現金が増える」という点では同じです。なお、仕事の報酬が銀行振込の場合、「手元の現金」は増えたりしないので、現金出納帳には記入しません。
現金が減る時:仕事の材料を現金で払った。現金で個人の買い物をした。友達に現金で金を貸した。友達に現金で金を返した。現金を持っていって振込をした。これ全部、「現金が減る」という点では同じです。自分の銀行口座から直接先方に送金する、という場合は現金の増減は無いのでやはり現金出納帳には記入しません。
これら「増えた」「減った」というイベントについて、その金額と、「その現金がどこから来たか(増えた場合)」、「どこへ行ったか(減った場合)」を現金出納帳に記録します。個人と仕事で財布をひとつにしていても構わなくて、個人用支出か仕事用支出かを記録しておけば良いのです。
手元の現金と、現金出納帳の残高が常に合うことだけ気をつけます。いつの間にか減ってて何に使ったか思い出せなければ、使途不明とか雑支出とかの項目作ってそこにお金が出て行ったと記録します。
そして、適当なタイミングで総勘定元帳の方に転記します。この時、「何に使ったか」でまとめられるので、個人用と仕事用の金の流れを分けることができます。
いえ、総勘定元帳はつけておりません。
現在はエクセルに日々の経費と、仕事関係の収支だけをまとめて記入しています。
(おこずかい帳のような簡単な感じです)
ただ調べたところ、青色申告の10万円控除を受ける為には、
下記のものが必要と書いてありました。
・簡易簿記による記帳をすること(経費帳、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、固定資産台帳)
・申告時には損益計算書を作成すること
・帳簿や書類を5年間保存する必要あり
これを見て「現金出納帳って?」「売掛帳に買掛帳とは?」という状態になっています。
お恥ずかしい限りです…。
現金出納帳はあくまで「手元の現金の増減のみ」の記入なのですね!
ということは、銀行口座の金額も合わせて色々書かなければいけないものと勘違いしておりました。
個人用支出か、仕事用支出かをしっかりと分けて記入する事がコツですね。
ありがとうございます!おかげさまで1つ学びました!
簿記は最初のとっかかりで専門用語がたくさん出てきてわかりづらいですが、原理の部分はわかってしまえばとてもシンプルなので、会計ソフトを使って試しにやってみると良いと思いますよ。ソフトだと複数の帳簿のどれに記帳してどれに転記して…とか考えなくても、ひとつ入力するだけで全部の帳簿を一貫して更新してくれます。というより、データとしてはひとつで、色々な帳簿の形で取り出せるということなんですが。
「なんとか帳」がたくさんあるのは、人間が紙に記録していた時代に間違いを無くすために、手順をきちんと決めた結果だと思います。「これをした時は、これに記録して、次にこの手順でこちらに転記し、ここの整合性をチェックする」というのをばっちり決めておいて機械的に作業すれば間違いは減りますから。今はコンピュータがその手順をほぼ全部やってくれます。
それでどうしても不安があれば、ある程度手探りでやってみた後で会計士さんに単発で相談してみる、などすれば良いと思います。
私も一人でやってる仕事を法人化した当初はチンプンカンプンでしたが、最初のハードルを乗り越えると、複式簿記ってよく出来てるなあと感心しました。「複式簿記は人類の産んだ最高の発明のひとつ」と言ったのはゲーテでしたっけ。
私は現金出納帳(ま、お小遣い帳みたいなものですが)をずっとつけていましたが、最近は、領収書の保存のみにして、それを整理してエクセルに入力するだけです。
青色申告だったら、それで十分です。
私も現時点では回答2号様と同じ作業をおこなっております!
ただ調べてみると「10万円の控除を受けるには簡易簿記による記帳をすること(経費帳、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、固定資産台帳)」とあったので「こんなに色々な台帳を作らなければならないの?」と不安に思いまして…
深く考えず、これまでどおりエクセルで領収書の整理をするだけでOKなのでしょうか?(上記で言う経費帳というやつでしょうか)
確定申告ややこしいですね。以前、税理士さんに教えてもらったやり方は、預金出納帳には商売専門の通帳だけを入力すること。現金出納帳にはそれ以外の全部を入力すること。でした。プライベート分をきれいにはじくことが大事じゃないかなと思いますよ。って説明下手ですね。ネットで分かりやすい記事ないかなと思って調べてみると、↓なんてどうでしょうか?
http://www.za-kujaku.com/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/321/
自分の思ってることをもうちょっと分かりやすくしてくれてるかなと。。。
っていうより、あまりにもややこしそうだったら税理士さんに頼んでみたらどうでしょうか??
ま、難しく考えすぎなだけでしょうね。
コメントと返しまで読んではいませんが、知識だけが系統立てずにゴマンとあり、原則論がいっさい分かってないから迷うのでしょう。
「10万円控除」と言うなら「現金主義」でしょう?
事業の領域と言い切れる入出を「お小遣い帳」よろしく時系列順に書いていくだけですよ。で、それが「帳簿」。最後のページに「年次総括集計表」なり何なりの題でプラスとマイナスが合ってるか計算し、示す。
あとは申告書B、と決算書 — 自動的に不可避的に埋まるでしょう?迷うとこありますかね?
カネが、口座の記入がバラバラ?
そりゃ自分の服だとか飲食とか遊びとかに遣うカネをごっちゃにしてりゃあバラバラにもなろうが、「記帳」すべきものか否かくらい分かるでしょ。
通帳のページを必要なとこだけコピーして、関係ないとこは塗りつぶして「証憑」にしてもいいが、税務署はそんなことまで求めちゃいない。
申告書と決算書を見りゃOK/NGの見分けはつくものなんで、レシートもコピーも帳簿も普通は見せろとも言わんのよ。
何が経費で何が経費でないか分からんとしたら事業なんてムリ。
収入、経費を他と選り分けて書くだけの帳簿に、自分の個人生活者としてのうんたらを書くわけでもあるまいし、何を迷うことがあるか分からんわ。
1号さんの回答が良質だけど、質問者さんのあなたはますます迷うだけやね。
皆さん沢山のアドバイスありがとうございました!
私の知識が浅く、まだしっかりと理解しきれていない部分もありますが
頂いたアドバイスをもとにまた色々と調べてみたいと思います。
どのコメント、回答も分かりやすく大変助かりました!
一番最初に回答をつけて下さった方をBAとさせて頂きます!
いえ、総勘定元帳はつけておりません。
2015/02/10 21:43:15現在はエクセルに日々の経費と、仕事関係の収支だけをまとめて記入しています。
(おこずかい帳のような簡単な感じです)
ただ調べたところ、青色申告の10万円控除を受ける為には、
下記のものが必要と書いてありました。
・簡易簿記による記帳をすること(経費帳、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、固定資産台帳)
・申告時には損益計算書を作成すること
・帳簿や書類を5年間保存する必要あり
これを見て「現金出納帳って?」「売掛帳に買掛帳とは?」という状態になっています。
お恥ずかしい限りです…。
現金出納帳はあくまで「手元の現金の増減のみ」の記入なのですね!
ということは、銀行口座の金額も合わせて色々書かなければいけないものと勘違いしておりました。
個人用支出か、仕事用支出かをしっかりと分けて記入する事がコツですね。
ありがとうございます!おかげさまで1つ学びました!
簿記は最初のとっかかりで専門用語がたくさん出てきてわかりづらいですが、原理の部分はわかってしまえばとてもシンプルなので、会計ソフトを使って試しにやってみると良いと思いますよ。ソフトだと複数の帳簿のどれに記帳してどれに転記して…とか考えなくても、ひとつ入力するだけで全部の帳簿を一貫して更新してくれます。というより、データとしてはひとつで、色々な帳簿の形で取り出せるということなんですが。
2015/02/11 04:33:21「なんとか帳」がたくさんあるのは、人間が紙に記録していた時代に間違いを無くすために、手順をきちんと決めた結果だと思います。「これをした時は、これに記録して、次にこの手順でこちらに転記し、ここの整合性をチェックする」というのをばっちり決めておいて機械的に作業すれば間違いは減りますから。今はコンピュータがその手順をほぼ全部やってくれます。
それでどうしても不安があれば、ある程度手探りでやってみた後で会計士さんに単発で相談してみる、などすれば良いと思います。
私も一人でやってる仕事を法人化した当初はチンプンカンプンでしたが、最初のハードルを乗り越えると、複式簿記ってよく出来てるなあと感心しました。「複式簿記は人類の産んだ最高の発明のひとつ」と言ったのはゲーテでしたっけ。