人を陥れる後輩とそれを信じるトップ

ものすごく簡単です。

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B.C.4世紀、魏の国。
魏の太子が趙の国に人質に行くことになり、大臣の龐恭（ホウキョウ）がお供で行く事になりました。
国を出発する前に龐恭は王様に言いました
「今、誰かが市場に虎が出た！と申しましたら、王様はお信じになりましょうか」
『いいや』
「では2人目のものが市場に虎が出た！と申しましたら、王様はお信じになりましょうか」
王は言った。
『半信半疑になろう』
「では3人目のものが市場に虎が出た！と申しましたら王様はお信じになりましょうか」
王は言った
『うむ。私は信じるだろう』

そこで龐恭は言いました
「そもそも市場に虎なんか出てきません。ところが3人もの人が言いだしますと、虎が現れたことになります。今私は魏を離れ趙へ参ります。そうなりますと私を論（あげつら）い悪口を言うものは3人どころではないでしょう。なにとぞ王様は、その讒言（ザンゲン）をお信じになりませんように」
王様はもちろん快く承諾します。

龐恭が国を離れると、とたんに中傷する物が次々と現れました。
何年か経ち、太子の人質の期限が切れたので龐恭は一緒に国に戻ってきました。

しかし王様はみんなの言うことをすっかり信用してしまっていたので、彼をもう一度大臣にすることはなかったということです。


あなたは他の三人ぐらいと組になり、お局様に悪魔の後輩が「お局様をごみとか言ってました」と、何度も告げましょう。
最初の一人ぐらいでは信じないかもしれませんが、他の人からも次々に言われると、中国の王様のように信じるでしょう。

無理に嘘を言うよりも、みんなと後輩に軽くお酒でも飲ませて、わざとお局様の悪口を言うようにさせるとよいでしょう。
本当のことを告げるので、他のことを聞かれてもつじつまが合ってぼろがでなくなります。
悪魔には悪魔の智恵で対抗しましょう。

私は敢えて、mododemonandatoさんの回答をリスペクトした上で、逆の提案をします。
つまり、攻め返すのも良いですが、守りに徹して耐える手段もあるという事です。

周りの方々は、本当にその後輩さんの事を良く思っているのでしょうか？
仕方なく付き合ってあげているのではないでしょうか？
一番付き合ってあげている方こそトップさんなのではないでしょうか？

私は、変わらぬ態度で接し様子を見ながら、淡々と仕事に打ち込むべきだと思います。
後輩さんに敵対心を見せたり、ネガティブなストロークを与える事を我慢すべきです。
そもそも職場って、そんなに人と仲良くしたり仲違いしたりする場所なのでしょうか？
私も10人程度の職場を経験しましたが、仲間と馴れ合い過ぎた事を後悔・反省しています。

耐えている間は、当然質問者さんにストレスが溜まり続けます。
後輩さんはますます悪魔になっていく事でしょう。
ある程度耐えれば、後輩さんが攻撃に飽きて止めるか、
エスカレートし続ける後輩さんを周囲の人が避けるようになると思います。
（トップさんは後輩さんを守り続けると思います）

反撃するか、守りに徹するかは、質問者さんの自由です。
仕事の成果を最大にしたいですね。

その会社を辞めたいのではないですか？もしそうなら、そんな人たちを相手にしないでもっと環境の良い職場に移りましょう。ひとつ、気を付けていただきたいのは、辞める目的が「自分のやりたいことをするため」としましょう。絶対に今の会社に不満があるからと言ってはいけません。あほを相手にしてはいけません。