彼は もう すっかり 力を 落としてしまって 部屋の 外へ 出ました
という文章の 「もう」 と 「すっかり」 という言葉が 落としてしまって という言葉にかかるようなのですが なぜこの言葉にかかっているのかわかりません。教えてください
「もう」も「すっかり」もどちらも副詞なので動詞にかかっています。
名詞の「部屋」「力」にくっつけても意味が通じません。
そして動詞が二つ以上あるときは直近のものを修飾しています。
彼は もう すっかり 力を 落としてしまって 部屋の 外へ 出ました
であれば「落とす」と「出る」が動詞ですが
「落とす」が近い方なので、「落とす」にかかってます。
「力が残らないほど全部おとしてから」外に出たわけです。
彼は もう すっかり 部屋の外へ出てしまって 力を 落としました
であれば、「出る」にかかっています。「全部、からだの一部ものこさずに部屋の外にでて」
から、力を落とした。ということになります。
(ただ、もし話者が子供であればまちがえて遠い「落とす」につけるつもりの言葉を前にもってきたふうにも読めます)
He was disheartened [discouraged] and,,,
or
Now that he was disheartened [discouraged] and,,,
be + _ed=もうすっかり~した
日本語文法の知識があるわけではないので感覚ですが
>「もう」 と 「すっかり」 という言葉が 落としてしまって という言葉にかかるようなのですが
そうでもないんじゃないでしょうか
「落としてしまって」は「落として」+「しまって」で
「もう」→「しまって」、「すっかり」→「落として」じゃないでしょうか
「もう」というと たいていは「遅い」「手遅れ」「いまさら手を打とうと思ってもすでに遅い」という意味 含みがあるように思います
「もう~しまった」というのは一つのパターンというか 「副詞の呼応」というのがなかったでしたっけ
そんな感じがします
「すっかり」→「落として」は 意味から考えてあまり問題はないように思います
「もう」が分かりにくいのだと思いますが、こちらの用法に当たると思います。
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%82%E3%81%86
④その時点までにある動作が終了していたり,ある状態になっていたりする意を表す。 「彼は-帰った」 「 -三時を過ぎた」
力を落としてしまった状態になっているという意味の「もう」です。
落としてしまってにかかっているのは「しまって」を省略しても意味が通じることでわかります。
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