各人が持っている端末(ラップトップやスマホ等)が、家庭内や職場内の無線LANに接続している時、どこにいるか判るようにしたいのですが、方法はあるでしょうか。
「この部屋にいる」程度には判ってほしいです。
なお、私が素朴に思いつく方法としては、各部屋が「少なくとも木材」で仕切られている事を利用して、下記のような解決法がありうるかなと思っております。
1)電波がギリギリ部屋外に漏れない程度の出力の中継器を、それぞれの部屋に合わせて購入する
2)わざと出力が最も低い中継器製品を選び、一部屋に対して複数設置し、部屋と中継器を一対多対応させて考える
3)周波数帯域ごとの特性を利用する形で、各中継器を選定・設定し、上記(1)・(2)を、代替または補助する
以上に関係する事柄のどれかについてお詳しい方、ご助言を頂戴したく存じます。宜しくお願い致します。
すでに製品が存在しています。
ekahau あたりが有名だと思います。
http://www.marubeni-sys.com/network/ekahau/epe-gaiyou.html
たとえば、病院で、医療機器がどの部屋にあるか、を追跡するために使用されています。
http://www.marubeni-sys.com/infinite-ideas/chousen/osakadai/
原理的には、電波強度から端末とアクセスポイントの距離を推定します。
3次元空間中なら既知の3点からの距離が測れれば、座標が一意に決定できますので、3つ以上アクセスポイントがあれば座標が特定できることになります。
ただし実際には、壁とか鉄筋の干渉で電界がひずみますので、次のような工夫をします。
まず、部屋の見取り図を用意します
次に、見取り図上に電波強度のマップを作ります。
マップ作成の作業は、ekahauが配布している無料ソフトで体験できます。
ちょっと古いですが 2012年ごろに gigazine でも紹介されていたようです
http://gigazine.net/news/20120720-ekahau-heatmapper/
このようなマップができれば、あとは、電波強度を測って、対応する点をマップ上で探すことで、見取り図上での座標、つまりどこに端末があるかが判定できます。
実際の判定にはソフトウェアが必要ですが、その有名な製品の一つが ekahau ということになります。原理的にはソフトウェアだけで実現できるので、アクセスポイントや端末のハードウェアは選びませんし、周波数も選ばないはずです。
http://www.marubeni-sys.com/sec/airtight/index.html
上記製品のデモを見た時、無線LAN機器の位置をメートル単位の精度で検出していました。
ただし、相当お高いようです。
記されたアイデアに対する直接の回答ではありませんし、デバイスの種類をある程度限定できるのか、小規模な測位用のソフトウェアの開発も前提としてよいのか、「無線」はWi-FiだけでなくBluetoothも含めてよいのか、などの条件分からなかったので要件と合致しないかもしれませんが、こんなのもあるんじゃない的なものとして記します。
出力の低い中継器を設置することを考えているのであれば、Bluetooth LEのビーコン(1個千円前後)をちまちま設置しておいて各デバイスとそのデバイスが検知した各ビーコンの距離から測位した方が単純化はできそうな気がします。
参考)NTTデータのBLE屋内位置測位の概要や事例
http://nttd-mse.com/solution/bluetooth-low-energy/
参考)Bluetoothを用いた測位の事例
http://iot-jp.com/iotsummary/iottech/bluetooth/bluetooth%E3%82%92%E7%94%A8%E3%81%84%E3%81%9F%E6%B8%AC%E4%BD%8D/.html
参考)iBeaconとは?
http://smartphone-ec.net/ibeacon/system.html
すでに製品が存在しています。
ekahau あたりが有名だと思います。
http://www.marubeni-sys.com/network/ekahau/epe-gaiyou.html
たとえば、病院で、医療機器がどの部屋にあるか、を追跡するために使用されています。
http://www.marubeni-sys.com/infinite-ideas/chousen/osakadai/
原理的には、電波強度から端末とアクセスポイントの距離を推定します。
3次元空間中なら既知の3点からの距離が測れれば、座標が一意に決定できますので、3つ以上アクセスポイントがあれば座標が特定できることになります。
ただし実際には、壁とか鉄筋の干渉で電界がひずみますので、次のような工夫をします。
まず、部屋の見取り図を用意します
次に、見取り図上に電波強度のマップを作ります。
マップ作成の作業は、ekahauが配布している無料ソフトで体験できます。
ちょっと古いですが 2012年ごろに gigazine でも紹介されていたようです
http://gigazine.net/news/20120720-ekahau-heatmapper/
このようなマップができれば、あとは、電波強度を測って、対応する点をマップ上で探すことで、見取り図上での座標、つまりどこに端末があるかが判定できます。
実際の判定にはソフトウェアが必要ですが、その有名な製品の一つが ekahau ということになります。原理的にはソフトウェアだけで実現できるので、アクセスポイントや端末のハードウェアは選びませんし、周波数も選ばないはずです。
こちらの記事がお求めになっていることに近いのではないでしょうか。
Androidで使えるO2O技術まとめ解説(2):Wi-Fiベース屋内測位技術をAndroidアプリに組み込むには (1/4) - @IT
スマホアプリを作る必要はありますが、Walkbase というサービスを利用した例が掲載されています。
こちらも同じ方が書かれた情報ですので、参考にしてください。
インドアロケーションサービスのWalkbaseを使ってみる | Tech-Sketch
id:tomo_k 様, id:t_yamo 様, id:pyopyopyo 様、id:alfa-gadget 様:
大変申し訳ございませんでした。時間不足で、ご回答に対するコメントがままならないまま、質問が自動終了してしまいました。今後は、これまでよりも、このような事態とならないよう気をつけますので、どうか今後共ご助力をお願い申し上げます。
ごめんなさい、
2015/06/23 00:32:261) そのサイトの中の、どのデモのことをおっしゃっているのか判明しません。
2) 数メートル単位の精度は不要です。
3) 質問文に「家庭内」とあることからお察しでしょうが、中継器は廉価でなければなりません。
今思ったのですが、ひたすら安い、中古の中継器を購入して、家庭内/オフィス内で、各地点での、各中継器の電波状況を測ることによって、できるかもしれません。
上記のアイディアについて、もしよろしければご助言をお願い申し上げます。
ご紹介いただいたソリューションについては、高価であるとの事ですので、見送ります。
2015/06/25 20:27:20何にせよ、工夫次第ではコーディングなしでできるような気もしますし、あるいは多少のコードを発注する必要があるかもしれませんが、「相当お高い」と表現されるほどのものを購入する必要はない事柄ではないかと思いますので。