どのくらいの確率かは知りませんが、数千年単位で見た時、そういうことがあってもおかしくないのではないでしょうか?
明日、突然自分の体が消える確率も0ではないんですよね?
熱も同じように、ランダムですが、ある時偶然粒子の運動が一方向に揃って物体に直撃する可能性もあるんですよね?
確率って怖くないですか?ちなみにオカルトには興味ありません。
138億年ぐらいでは、人体レベルでそのような現象は起きることはないでしょう。
目に見えるくらい大きなもので「量子化」されているものはちょっと思いつかないので、「量子トンネル効果」にお目にかかることはまずないです。人体も「量子化」されていないので(何を量子化すればいいのかわかりませんが)、とりあえず量子トンネル効果でどうにかなってしまう心配はないです。
粒子が「偶然」一方向に揃うというのはエネルギーの高い状態ですので、その存在比は限られます。熱力学は確立任せではなくて統計分布に「従う」のです。
超流動は巨視的量子効果ではあるけどトンネリングではなくて、超伝導とかの仲間(?)です。瞬間移動は何のことを指しているのかよく解りませんが、ポテンシャル障壁を乗り越えることは、ワープすることではありません。
ミクロの世界ではいろいろ不思議なことが起こりますが、現実世界で変なことが起こらないのも量子論やら熱力学にきちんと基づいているのですから、本当によく出来ているものだと思いますね。
コメント(3件)
もちろん「時間旅行」とかもその範疇に入る。
空間や時間の歪みが原因で自然現象として起こる可能性があるんじゃないかってお話しもあるけどね。
現在の処、原子核内のトンネル効果が観測されただけで、大規模な物質の移動が観測されたことも確認されたことも無いね。
http://www.crc.u-tokyo.ac.jp/other/super-fluid.html
再現可能な現象のようですけど。
液体ヘリウムの超流動現象とエネルギーや物質の瞬間移動を混同しているのかな?