匿名質問者

同性婚に賛成とか反対とか議論がありますが、ここで言っている結婚とは、相続とか、日常生活の代理権とか、そういうメリットでしょうか。

相続法(また、相続税法)のようなものが存在しなければ(法定相続割合とか遺留分とか、また、配偶者控除とか)、同性婚にこだわる必要はなくなるのではないか、と思うのですが、見落としていることがあれば、教えて下さい。

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  • 終了:2015/12/07 00:20:03

回答5件)

匿名回答1号 No.1

代理権のほうが大事です。
いってみれば、お金があっても親の居ない子供がどうやって暮らしていけるかということです。
インフルで高熱を出し脱水で意識をうしなったとき、だれが家の電話で救急車を呼んでくれ、
だれが入院と治療に同意してくれるのか。普段の様子(アレルギーの有無)の伝達も重要です。
入院費用はだれが銀行からおろして運んでくれるのか。
法的に他人としかいいようのない人に銀行カードと暗証番号をわたせませんよね。
マイナンバーだって免許だって投資だって… なんでも一人でできる人ばかりじゃありません。
個人情報が重要になればなるほど、それを託せる、信頼できる人を決めておくことが重要になりますよね。
とくに同性愛者の場合は偏見により
若くても血縁(親兄弟の縁)が切れた生活をしていることが多いです
(親兄弟であっても結婚式にも呼ばれず紹介されない、
家族の中に最初からいないものとして扱われる…などひどい話は昔からよくききます)。
 
また、それとは別にだれでも年をとればまわりの人々とどんどん死別することになり
老々介護もうけられなければ孤独死となるおそれもあります。
それに似た孤独が性的嗜好を端的に表明しただけで
若いうちから強制されるとおもえば
余計に「結婚」したいとしても納得できるのでは。
   
あと、税法も相続税だけではないですよね。扶養控除は所得税です。
相続税100%説はわたしもきいたことがありますがそれとこれとは全く別です。

匿名質問者

どうも有難うございました。
性的嗜好で、家族から絶縁されて、孤独になっているかもしれない、そういう点については、考えてもみませんでした。
また、「相続税100%説」ですが、そういうものがあるのか、どうか、私は知りませんでした。しかし、現在の民法(相続法)・税法(相続税)などを考えると、結婚して配偶者になるのとならないのとでは、雲泥の差がありますので、相続がキーになるかもしれないとおもったのです。

なお、
(1)「代理権」の件ですが、
 それほど重要とは思いませんでした。
 友人と同居していて(シェアハウスとか)、友人が倒れて、
 救急車を呼んでも、電話の向こうで、
 「あなたと、その人はどういう関係ですか、」&
 「それだけでは不十分です」とか、
 「あなたと、その人はどういう関係ですか」&
 「友人であることが証明できるのですか」とか
  言われても困ります。
  
  (2)異性婚であっても子供が居なければいずれは
  一人になり、孤独死ですね。

大変、深く考えなくてはいけないということを気づかされました。ありがとうございました。

  

2015/12/01 21:36:53
匿名回答2号 No.2

気持ちの問題、公に認められたいという気持ちを見落としているかと思います。

サンデルの「これからの正義の話をしよう」で少し同性婚の話をしています。まとめるほど理解してないので適当に話しますが、結婚の目的は少なくとも生殖にはない。パートナー間の永続的な愛情関係にある。
それは美徳であり、公的に認めるに足る。だから結婚の制度があり、公的に認められるとともに周囲から祝福される。私もそう思います。結婚おめでとうとかついにゴールインしたねとか表現されるのは、二人の関係を美徳であり称賛に値すると皆が認めるからでしょう。

愛情関係という公的に認めるに足る美徳があるのは異性のカップルだけであって同性のカップルにはない、異性のカップルの愛情関係は美徳であって公的に認めるに足るが同性のカップルの愛情関係は美徳ではない(もしくは異常である)ので公的に認める必要はないしそれどころか認めてはいけない、と考えるのはちょっと違うかなと思います。

それが結婚の中心的な目的で、財産とか代理権とかは付随してくるものでしょう。
(一般的には)二人が一心同体で暮らしてきて、その暮らしを支えてきたものが愛情関係という公的に認めるに足る美徳だった(と考えられる)からこそ、財産権や代理権等他の人間に認めていない権利を認めていると考えるべきかと思います。
だから後妻業なんかは法的に問題がないけど糾弾されるじゃないですか。

もし財産権や代理権が結婚の主な目的やメリットであるなら、異性同士のカップルでも相続法だけあれば十分で結婚制度など必要ないでしょう。また結婚して「これで財産相続が有利になって良かったね」などとは言わないのは、財産権が結婚の主な目的ではないからでしょう。

私はサンデルの考え方が好きです。サンデルの話は数ページなので読んでみてもいいと思います。

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匿名回答2号

わかりにくいのを読んでもらってすみません。
結婚制度を廃止というのも筋は通っているとは思います。異性カップルと同性カップルが同じように扱われるのなら。

私は同性の結婚を扱う番組を2例しか見てませんが、彼ら彼女らも我々と変わらないんだなあと思いました。
好きな人と暮らしたくて、おまえ百までわしゃ九十九まで共に白髪の生えるまでって思って一緒に暮らしはじめる。相手が入院したら、我々の奥さんが入院したときと同じように不安で見舞いに行きたいし、見舞いができなかったら(お前に見舞いする権利などないと言われたら)打ちひしがれる。決してホモレズセックスの相手を確保するためだけに結婚を望んでるわけじゃない。
はっきりとは映し出さなくても、そういうことがにじみ出ていました。
(恥ずかしながらセックスの相手確保だと思ってた私にはコペルニクス的転回でした)

じゃあ、表面上のむちゃくちゃでかい違いを除けば、やつらも俺たちと大して変わらんのだから、俺たちの仲間にしてもいいじゃないか。ふざけてるわけじゃないんだから。

と思っているので、異性カップルと同性カップルが一緒の扱いになるなら、結婚制度をなくしても構わないと思います

2015/12/02 12:40:41
匿名質問者

結婚制度廃止という突飛な考えについて、ご意見を頂きありがとうございます。

 (1)2015/12/01 23:07:07のコメントに対して
     私は、国などが、結婚制度を維持していますが、
     それを止めた方がいいと考えてみました。
     結婚という制度がなくなれば、
     異性同志のカップルも、同性同志のカップルも、
     結婚という形態になることができず、平等です。
     どうしても、結婚という形態をとりたければ、
     結婚式などを行い、宗教的な儀式なり、
     人前結婚をしたりすればよいと思います。
     国は、相続制度(法定相続割合、遺留分)、
     扶養義務など、「余計な介入」は、
     止めるということです。

     実際、家制度は、政府が国民を把握し、
     徴兵(今はありませんけど)、納税など
     のため、都合の良い仕組みです。

     国は私人間のこと、特に、親族間の親愛の程度、
     にかかわるようなことに、関係しなくてよいと
     思われます。

  (2)2015/12/02 12:40:41に対して
     突飛な考えですが、それなりに読んでいただいて、
     ありがとうございます。
     昔、近未来小説か、遠い未来の小説か、
     家族という制度がなくなった社会が描かれたもの
     を見ました。(実は 私が見たのはマンがです)
     そこでは、家族というものを維持している人が
     でできますが、野蛮人のように見られています。
     もちろん、排斥はされませんが、なんとなく、
     野蛮な人という扱いです。
     連載物のマンガであり、どういう顛末になったか
     わかりませんが。
      (注;ここで出てくる、家族を維持している
       人とは、夫と妻、そして子供という家族です。
       大家族であったり、妻妾同居とか、そういう、
       タイプではありませんでした。)

      相続割合や、遺留分は、実に、
      政府による余計な介入だと思われます。
      国によっては、婚姻時に、
      離婚時の財産分割について、決めるそうです。
      それくらい私的自治を認めているのです。

      結婚ではなく、内縁の関係、同棲の関係が
      中心になる方がよいのでは、と思いました。
  

2015/12/05 15:06:36
匿名回答3号 No.3

 
http://q.hatena.ne.jp/1448788419#a1253228(No.6 20151130 16:29:36)
 同棲愛 ~ 古代からの嗜好なので、法的に排除できない ~
https://twitter.com/awalibrary/status/671260979368456193
 
 折口 信夫 民俗学 18870211 大阪  東京 19530903 66 /号=釈 迢空
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19530903
 折口一門 ~ 釈 迢空と九人の侍たち ~
 

匿名回答3号 No.4

 
>見落としていることがあれば、教えて下さい<
 
…… 人の平均寿命80歳のうち、0~20歳、60~80歳の期間は、
それぞれ養育・介護にあてられ、自給自立するのは20~60*歳です。
 かくて三世代を経過することを前提に、社会制度が整備されています。
 |
 もちろん、結婚しない人、出産したくない人、養育したくない人にも
権利が認めれられています。いかなる思想・信条にかかわらず……。
http://q.hatena.ne.jp/1201319095#a797766(No.7 20080126 21:50:34)
 神の見えざる手 ~ 母猫と母犬の不可解な仕草 ~
 

匿名回答1号 No.5

(1)2015/12/01 23:07:07のコメントに対して
     私は、国などが、結婚制度を維持していますが、
     それを止めた方がいいと考えてみました。

質問とも、回答ともずいぶんと趣旨が違ってきているので、ここで回答しますが、
実際そのような世の中にはなってきています。
結婚を選ばない自由は確実に世の中に浸透してきています(未婚というより非婚という言葉がでてきたように)。
つまり結婚という制度を不自由と見なし、結婚しない人は昔からいました。
「結婚は人生の墓場」などともいわれました。
 
でも、人類は「結婚の自由」をも捨てることはありませんでした。
なぜかというと、自分の遺伝子(gene)や情報子(meme)のコピーを次代へうけつぐのには、
最も都合のよい制度だからです。
 
今では結婚は「自分の遺伝子を持つ子供を優秀に育ててくれ」という単純な契約から
だいぶ意味合いがかわってきました。
そして、マイナス面が強調された結果、
少子化危機突破タスクフォースはもっと危機感を持ってほしい
ここで減給されたように、震災よりも戦争よりもひどいダメージを日本社会に与えています。
このまま数世代したら死に絶えます。
 
子供をもちたい人への結婚の自由は生命線なのでとりあげてはいけません。

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