シン・ゴジラを観たのですがラストシーンの人型が判別できませんでした。画面上どのように人型が位置していたか教えて下さい。できればイラスト等で図示してもらえると嬉しいです。

作品内容のネタバレあり**

そもそもゴジラは作中で、細胞が集まって刻々と進化している存在である、と述べられていました。単独で増殖するので、そのうち進化して羽が生えたら日本だけの問題ではなくなり、地球の危機になる。だからその前に核で…という話でした。
そしてラストシーンで、凍り付いたゴジラのしっぽが映し出され、その先端がアップになったところを覚えておられますか。画面中央にしっぽの先端がしたから上に向かって伸びていました。
しっぽの先端は、刻々とタイムリミットが近づいていた時期に、「ボロッ」と固まった何かが剥がれ落ちたりして、「一番活発に進化している部分」であることが示唆されていましたが、ラストシーンでその先端のギザギザとしたデザイン(でこぼこした突起のようなもの)が、中空に向かって手を伸ばす人間のような形になっています。表情が見えたりとかではなかったと思いますが、宙に差し伸べた人間の「手」の表情が印象的でした。ゴジラに羽が生えるだけでなく、人間のような知性を獲得しかけていたことを示唆しているのか、人間に代わって地上の支配者となることを意味しているのか、それとも、一部で言われているように牧教授のDNA情報を取り込んでいたことを示唆しているのか…まあ、そんなことを考えさせようとしていたのだと思いますが、要するに画としては

・画面中央、下から上に伸びるしっぽ
・しっぽから左右、上方に生える数本の突起のようなもの
・よくみるとそれがしっぽから生えようとしている人型の(上にのばした)手

そんな感じだったように記憶します。