「いちか印のキラキラルに賞味期限はないのだー!!」
いちかのお母さんからの手紙を見て、そういえばこの世界はスマートフォンというか、キュアライン的なアレがないなぁと思ったキラキラ☆プリキュアアラモード第17話感想です。
●家族とスイーツ
いちかが笑い、リオが怒った家族の話。そもそも人間から逸脱した力を持つリオには、両親とよべるものがいるのでしょうか。
個人的にはプリキュアシリーズの敵には「人の形をした怪物」と「怪物の力を得た人」のどちらかで、だいたい瞬間移動で現れたり消えたりするのは前者だと思っているのですが、リオはたぶん後者?なのでしょうかね。
(※案外妖精のパターンも可能性として残ってますが・・・)
また、いちかにとって母親は憧れであると同時に、遠くにいる寂しい存在になっています。
つまり、「会いたくても会いに行けない」という我慢をいちかは無意識の中でしていることになると思うのですが、そういう子に限って内面に隠して普段は明るく振る舞ったり、空元気だったりするので、今回のような闇の部分はリオが与えずとも心のどこかで抱えていたのかもしれません。
今回の話、私はスマイルプリキュアの中盤でジョーカーが同じく5人の心を閉ざした話を思い出しました。
http://d.hatena.ne.jp/must-ard/20120924#1334021899
あの時も、キャンディがみゆき達の心を取り戻してくれたのですが、それが今回のペコリンの言葉と重なりました。
しかも、あの時もキーアイテムはクッキーでしたね。
初めての時(第一話)、いちかは最初諦めてしまっていましたが、その時と比べると強くなったなぁと感慨深いです。
今回の話を通して、いちかのキャラクターにぐっと深みが増したと思います。
●新たな敵ビブリー
ジュリオと同じ髪の色、似た服装の女の子。
新たな敵としてビブリーというキャラが登場します。
ジュリオは、今回で「最期の実験」と言っていましたが、もともと彼はこれで終わりにするつもりだったのでしょうか。
と、すると、彼の実験は「プリキュアを倒す」ことではなく、「キラキラルを使って武器を生み出す」ことが目的だったように思えます。
そして、ビブリーが「私の出番」と言っていたのは、ジュリオ「達」は元々何か目的があって、悪い妖精を作ったり、(へんてこな)黒いキラキラルの武器を作っていたということになります。
謎はまだ明かされませんが、色々気になるところですね。
(というか、次週もリオくんは学校に来るのだろうか。。。)
●どれみちゃん
ビブリーの声が、千葉千恵巳ということで、お菓子・お店・変身の要素を持つおジャ魔女とかけてきた所が憎いですね。
千葉千恵巳さんの悪女的な演技も好きなので、次回から楽しみです。
ジュリオ「達」がふたりだけな訳はなさそうよね。「私の出番」とビブリーが言っていたのは、彼女たちにも好き勝手には行動できないルールや秩序があると言う訳でもあるわよね。
プリキュアを倒すことでない、と改めて言われると考えるわね。「プリキュアを倒せない程度の武器では目的が達成できない」とは違うような気がするのだけれど、伝説のパティシエと無関係の目的ではない気がしているの。
「好き」ってどういう事か、言葉で説明しようとしたら難しいわよね。
2017/06/04 06:29:55