ヤハウェ・エロヒム(エールの複数形、日本語では主なる神と訳されている)がアダムとエヴァをエデンの園から追放した理由は、知恵の樹の実を食べた人間が、生命の樹の実までも食べて永遠の生命を得、唯一絶対の神である自身の地位が脅かされる(ユダヤ伝承では知恵の樹の実と生命の樹の実をともに食べると、神に等しき存在になるとされているので)事を恐れたためである。
・・・・・・・
と書かれていました。
質問一つ目ですが、これは旧約聖書に書いてあるのでしょうか、タルムードでしょうか、それとも、他のなにか?
質問二つ目ですが、「ヤハウェ・エロヒム(エールの複数形、日本語では主なる神と訳されている)」のことです。全体で「主なる神」なのですね。それぞれ、エールとはどういう意味でしょうか。ヤハウエとはどういう意味でしょうか。
質問三つ目は、「ヤハウエ」は単数形なのでしょうか。
質問四つ目ですが、主なる神は、複数のように見えますが、複数と理解して良いですか。唯一神とは解せないような気がします。
追放までは旧約聖書に書いてありますが、そこにある理由は単なる解釈ではないでしょうか。
複数形については色々言われていますが、明確ではありません。
http://enchristo.blog.fc2.com/blog-entry-39.html
ユダヤ伝承では知恵の樹の実と生命の樹の実をともに食べると・・・・、
と書いています。ユダヤ伝承というのは、どんな文献にあるのでしょう。もともとは口承だったかもしれませんが、今は文献になっているだろうと思いました。
第二の質問への回答
エール = 神(単数形)。
エローヒーム = 神(神々、エールの複数形)。
ヤハウェ = イスラエル民族の神の固有名詞、
その正確な発音であろうとされる候補の一つ。
なお、
> 全体で「主なる神」なのですね。
は間違いで、
「ヤハウェという名の神」「ヤハヴェという名の神」「エホバという名の神」
の方が正しい。
神名を「主」に置き換えるのはユダヤ教以来の伝統で、
キリスト教諸教派もこれに倣っているに過ぎない。
第三の質問への回答
上に書いたように固有名詞なので単数も複数もありません。
ユダヤ伝承へのコメント
可能性が高いのはフラウィウス・ヨセフスの『ユダヤ古代誌』あたりかと思います。
◎ 複数形とは、複数であるという意味ではない、という記述もありました。
2019/05/11 19:34:35ありがとうございました。
◎ 理由は、解釈ということですね。
聖書の解釈というのは、
各教派の出している聖書に、脚注とかあるんだろう、
と思いますが、そこを見ればよいかもしれないですね。
ありがとうございました。