オンラインリアルタイム（生放送）で、学校の２時間以上の講義を配信しようとしています。昨日は、Webcamera(Logicool製品）とNEC PCと接続して、講師とホワイトボードにカメラを向けて（カメラとホワイトボードの距離は、３、４メートル程度）画像を見ると解像度は鮮明になっていました。しかし、これを更にZoomを利用して、在宅で視聴している人にリアルタイムで配信したのですが、画像が非常にボケてしまい、ホワイトボードの数式などを解読するのが困難でした。この原因の解明と、解決策、あるいは別の配信方法を調べてください。

https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/c922n-pro-stream-webcam#specification-tabular

こっちは同じ製品のメーカーのページです。

やはり単焦点カメラですね。
お値段からいっても光学ズームは無理な機体です。
基本的にスマホのカメラと同じ。

メーカーページ内を色々見ても人の顔のアップはあっても離れた場所のズームはない。
つまりズームしたら撮像素子のより狭い部分のデータだけを使って補正画像を作ることになります。

映した段階での表示は電子的に補正された画像です。
元の絵は小さな撮像素子の更に小さな部分に写し込まれた粗い画像の一部。
モニター画面をリアルタイムでフィードバックすればある程度鮮明に写る。
しかし、配信ではフィードバックできない。
補正にも限界があるって事です。

なお、普通のコンデジやデジイチを使う手もありますが、短時間の映像配信でしか使えません。
デジカメの映像は光学ズームレンズを使えば遠近でかなり鮮明に写ります。
最近の製品ならオートフォーカスや手ぶれ補正、リモコンも出来る。
しかし、基本的に長時間の映像撮影が出来ないスペックです。
撮像素子と撮像エンジンの温度上昇や電池の減り方が速いことなどからバッテリーを外してACアダプターで駆動したとしても長時間撮影は出来ない。
冗談抜きで数分後には発熱で機能停止します。
映像の質だけなら一眼レフなどが優れていますが、画素数が大きいことから処理する情報が増え、こちらも映像撮影すると小さな機体には過剰な熱が発生する。

Webcameraはコンデジの約半分の画素数で小さな機体でもそれなりの絵が撮れるようには出来ていますが、電子補正を過剰に使った結果だって事です。

Zoomってオンラインで会議できるテレビ電話のことだったんですね。
レンズのことだと思っていた。
chsmさんが指摘されたので調べてみました。

結論として、無料版のZoomだと時間制限があるようですし、映像配信でズーム機能まで使われるのですから、そのWebcameraでは無理です。

２時間もの配信ではZoomProの契約も必要になります。

https://zoomy.info/zoom_perfect_manual/about_zoom/basic_pro/

あるいは自前で配信するにはシステムを組み直す必要があります。
自前で配信するにはサーバー立てなきゃならないんじゃないかな？