匿名質問者

香り研究所( https://kaori-lab.com/ )でおすすめ香水として紹介されているtokotowa organicというブランドの香水の購入を検討しているのですが、

この香水を利用されたことがある方に実際に使ってみた感想を教えていただきたいです。

よろしくお願いします。

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  • 終了:2024/06/18 23:00:07

回答1件)

匿名回答1号 No.1

所持香水はフルボトル・お試しサイズ合わせて80種類以下の、駆け出し香水マニアです。

コトワ初めて知りましたが、なかなかいいお値段ですね!

そのものを使ってみたことはないんですが、公表されている香り要素から、知識と経験と照らし合わせて雰囲気を想像しました。


●ローズと月桃の香り:

スプレーした瞬間は、ふんわり瑞々しく橙(アジアの柑橘系)と月桃の香り。すぐにネロリ(オレンジの花)のしっかりとした華やかさと存在感がのぞく。イランイランとローズが、確かな存在感を放つ。

繊細な和食や、緑豊かな場所へのお出かけには不向き(※ぶわっと華やかフローラル系・甘~い果物系は虫が寄ってくるため)なので、屋内中心(水族館、美術館、建築物)のお出かけや、外食ならハンバーガーや、イタリアン、パフェやクレープ屋さんなどが良さそうです。キャミソールやハンカチにスプレーして、仕事中も密かに楽しむのもよさそうです。


●柚子とジュニパーの香り:

スプレーした瞬間、しゃきっと香り立つ柑橘の香り要素。柚子・レモン・グレープフルーツは覚醒と集中を助けてくれる香りなので、学生でも社会人でも、朝の出発前につけたり、勉強や作業に集中したい時につけても良さそうです。ほのかに男性的な重さを付加するサンダルウッドによって「ユニセックスな印象」、近代以降世界中で石鹸に配合されてきたおなじみの香料ベチバーによって「香水らしさ」が付与されています。お花お花しすぎていないので、パートナー間でシェアしたり、学校や職場にもなじみやすい香りかも知れません。


●橙とバニラの香り:

爽やかさ・フローラルさ・甘さのバランスが絶妙な香り。中心となるミドルノートに配合されたネロリはブワッとお花の香り、バニラは甘くリラックスを誘う香りですが、ハーブティーにも使われるカモマイルの青々しさ、ユーカリレモンがきりりとした草の香りで引き締めます。

ラストノートのシダーウッド(マツ科あるいはヒノキ科の針葉樹)も、セオリー的に男性香水に配合される香りで、きりりと爽やかで森林浴のようなリラックスを加えます。ネロリ(オレンジの花)の強さにもよりますが、比較的ユニセックスな配合に見えます。

家事や読書のおともや、寝香水にもいいかも知れません。


●黒文字とラベンダーの香り:

暖かく落ち着く、ウッディな香り。安眠を助ける寝香水になってくれそうです。

スプレーした瞬間のトップノートのレモンは「お疲れ様」のシャワーになってくれそう。

あとの香料は、安眠と鎮静作用のあるラベンダー。サンダルウッドは白檀科の香木、フランキンセンスもフランスで重宝された配合のお香の香りなので、この香水は瞑想や追憶、読書や安眠のおともに良さそうです。

虫が寄ってくる甘いフローラルや果物の香りも大要素には書かれていないので、公園や庭園やトレッキングなど、緑のある場所のお出かけにもつけて行けそうです。


●ネロリとジャスミン、高野槇の香り:

清らかな爽やかさと甘さが拮抗した、魅了の香り。

スプレーした瞬間のトップノートに橙、ネロリ(オレンジの花)、プチグレン(ビターオレンジの枝葉)が使われているので、コンクリートジャングルに立ち向かう朝にも、緑と果実の香りで爽やかな気分になれそうです。

中心的な香りに、華やかなネロリ、清らかなジャスミン、森林浴のようにリラックスできる高野槇(コウヤマキ。マツ綱ヒノキ目の針葉樹)が据えられているので、バランスの良さがわかります。ラストノートのイランイランとサンダルウッドは、とろりと甘いお香系の代表格なので、落ち着きも醸し出されていると思います。


じっくり香りを想像しながら読み込んだ感じだと、個人的には「橙とバニラの香り」が気になりました。他になかなか無いバランスと配合な気がします。

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