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adgt ●100ポイント ベストアンサー |
私も最初は小説を読むのがとても苦手でした。三島由紀夫や五木寛之などよんで、何が面白いのかまったく分かりませんでした。
大切なのは、自分に合った作家を見つけるということだと思います。
私は、乙一を読んでから、あぁ、小説って面白いんだと思えました。
個人的には、有名な作家や意味のある作品を読もうとしすぎていて、苦痛でしかありませんでした。短編を読んでいくことも、小説に慣れていくための良い機会になりました。現代作家の軽い本を読むのが、現代を生きる自分には合っているなと思いました。アルケミストなどは非常に人生にも示唆のある、海外児童書でした。
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
一番大切なのが、苦痛を感じならが我慢をして読み続けないということだと思います。ボクにとっては、つらい思いをしても読書が嫌いになるだけでした。
読みやすいものを読んでいくうちに、竜馬がゆくも読みきることができました。歴史小説のような、教養を深めるものも興味が持てるかもしれません。
竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)
楽しめるのであれば、官能小説でも掘り下げていくと、違った世界が見られるかもしれませんよ。楽しめるものを読み続けていけば、読むことの出来るものの幅は必ず広がります。
役に立つかどうかの基準で読書をしようとしているなら、小説はやめた方がいいです。実用書やハウツー本に限定した方が苦痛が少なくていいです。
読書を楽しむ余裕があるのが大人だと感じることができるなら、まずは読書をする時間を作ることで。通勤とかの隙間時間ではなくて、1日30分でも15分でもいいので、誰にも邪魔されずに読書する時間を作りましょう。
お酒が好きな人ならお酒を飲みながらでもいいし、音楽が好きなら音楽を聴きながらでもいいです。
30分で読めるような短編小説から入るのがいいでしょう。それなら1日で1話は読めるでしょうから。星新一を選んだのはいいことです。
そのほかの名作短編を紹介します。
レベッカ・ポールソンのお告げ―13の恐怖とエロスの物語 (文春文庫)
映画は趣味です。
映画館でなら楽しんで見られます。
ある意味拘束されているので。
家では、テレビ機能付きパソコンなので集中力が続かず、映画の途中でネットをします。
1時間ドラマは一話完結ならまれに見ます。
コメントありがとうございます。
参考にさせてもらいます。
役に立つというのが、「小説を読んでないと恥ずかしい」対策であれば、
知らないと恥ずかしい 日本の名作あらすじ200本 (宝島社文庫)
これを、1作ずつ読んでおけばOKでしょう。
あえて苦痛を自分に強いる必要はありません。
「読みたくなるまで待つ」ぐらいでいいと思います。
その本は、本好きのセレクトです。お勧めしません。
できないと恥ずかしいとか見栄でしなければならないと思うことはなかなかできないものです。
ところで質問者さんは
>唯一官能小説だけが、長時間読めるようになりました。
ということですからジャンルで読める小説はあるわけです。
他のジャンルはとりあえず保留にしてそのジャンルを片っ端から読んでみてはいかがですか?
私も若い頃は本の面白さがわからなかったのですけど、
筒井康隆さんの小説で開眼して、他の作家は目をくれずに筒井さんの小説ばかりを読み漁りました。
すると、小説や随筆を読んでるうちに、自分の知らない知識の話や、他の本の話題がでてくるわけです。その文章を理解するためにその中に出てきた本を読んでみよう、という気になって別のジャンルや作家さんの本を読むきっかけになったりします。
それと、もう一つ、同じジャンルなり作家の本ばかりをずっと読んでますと、いくら傑作ばかりでも、どうしても飽き飽きしてくるのです。そこで違うものが読みたくなってきます。そうしたら別のものにチャレンジしてみると、案外今まで読んできたジャンルで鍛えられた読む力で読めたりしますよ。
官能小説は私は読まないので、おすすめできる本がないのですが、
この間田口ランディさんの「コンセント」という本を読みました。
半分オカルトが入ってますが、官能的なシーンもたくさんあるので、紹介しておきます。