それはWindows8の画面ｽｹｰﾘﾝｸﾞが効いているせいじゃないかと思います｡

ｽｹｰﾘﾝｸﾞと言うのは､画面解像度に合わせて表示内容を拡大縮小し､最適(と思われる)大きさに表示するというもので､これそのものはずいぶん昔…確かWindows98には付いていたような…から存在していました｡ただし､使い物になるようになったのはVistaからです｡この頃から､ｱﾌﾟﾘ側でｽｹｰﾘﾝｸﾞ変更にきちんと対応できる仕掛けを入れられるようになったのも､理由としてありますが｡

ともあれ､XPの頃からあるようなｱﾌﾟﾘだと､ｽｹｰﾘﾝｸﾞに対応しておらず､Windowsが強引に今のｽｹｰﾘﾝｸﾞ設定に合わせて表示を拡大縮小します｡このために画面がぼやけて見えたり､ﾎﾞﾀﾝなどの文字が欠けたりする弊害が生じやすくなります｡多分このせいだと思います｡

Windows全体のｽｹｰﾘﾝｸﾞを切ってしまえばこの問題は生じませんが､その代わりﾉｰﾄのように画面が小さいPCだと､表示が小さくなりすぎて見にくくなる心配もあるので､問題が出るｱﾌﾟﾘだけにその設定を行う方が良いでしょう｡そのｱﾌﾟﾘに対して､｢高DPI設定では画面のｽｹｰﾘﾝｸﾞを無効にする｣の設定を行ってください｡やり方は以下の解説ﾍﾟｰｼﾞにあります｡

http://www.aibsc.jp/nsj/03_07_win/070601_01/3-2.html