2番目のリンクで最後の段落に「採取した微粒子の耐候性試験等を行う」とあるので、そこで算出されるとおもいますが、採取されたガラスつぶは砂のように小さいもののようなので、それ+雨ざらしだとあまりながくはもたず溶出するかもしれません。
あと、ガラスになったのはたまたま加熱されたときにガラス原料があったセシウムだけであるかもしれない(東大でも調べがついていない)ので、そもそも論にもどりますが、セシウムなど放出された放射性元素の総量が問題ですね。炉の発熱を止められれば鉛などを用いて残量をゆっくりしらべにいくことができますが。
論文中に、溶出速度について検討を試みたものの、実験に十分な量の粒子を集めることが困難なため出来ていない、今後の検討課題としたいとの記述があります。また粒子のサイズが小さいので溶出はそれほど長くは続かないだろうとも書かれています。
最初の方の回答と重複しますが、論文中に書いてあるとおりこの粒子の放出量は解っていません。ただし高度な手法を用いないと見つけられないということは、量的には相当少ないのかもしれません(あくまで推論ですよ)。