先ほどの私の解答に対するtoroiさんのコメント、
>色々考えさせられました。
とあり、正直ホッとしております。
実は、東京のアメリカンスクール(ASIJ)にお子さんを通わせている友人が二人おります。
どちらも父親アメリカ人、母親日本人という家族です。
両方ともに子どもたちは日本生まれの日本育ち、父親も日本語が堪能だったこともあり、すべて英語の環境にいきなり入って、当初は言葉の問題で相当にストレスがあり、なかなか学校になじめず苦労されたようです。
最近は、両親とも日本人という方もそれなりにいらっしゃるようですが、性格による個人差があるとはいえ、いわゆるハーフのお子さんでもそういうことが入学当初からの問題としてあることを、先ずお知らせしておきます。
(もう一点、ASIJの場合ですが年間200万は必要だと友人は嘆いていました。)
次に、これはもう十分ご承知のこととは思いますが、インターは英語力という上で大きなアドバンテージになることは間違いないでしょう。けれども一方で、卒業後も日本で日本人として生きていくとしたら大きなハンデとなる面も無視できないと思われます。
そうした将来を大きく左右する問題を、就学前に親の意志だけで決定づけてしまってよいのだろうかという素朴な疑問が私にはあります。
これはまさに私見になりますが、いわゆるお受験ブームにも同じことが言えると考えています。
もちろん親としては子どもに対して少しでもよい環境を、と願ってのことでしょう。
けれどもそれは、反面子ども自身の意志による将来の選択肢を確実に狭めることにもなる、と私は考えます。
さらに、自我が育つ小学校段階で、いろいろな意味で恵まれた子どもたちばかりの環境で育つことに対する疑問もあります。
小さい時にこそ、社会にはいろいろな子がいて、さまざまな家庭があるということを、実感として肌で感じながら育って欲しいのです。
それは「知識」として学習したこととは決定的に異なるように私は思うのです。
話がすっかり脱線して余計なことばかり書いてしまいましたが、
上記URLを含めて、関連サイトを紹介しておきますので少しでも参考になれば幸いです。
「日本のインターナショナルスクール (関東以外の学校)」
「インターの位置付け&バイリンガル」
「2004年度版 帰国生への学校案内《関西》」からの転載
最後に本の紹介です。
『全国版 インターナショナルスクール活用ガイド』
『ここが知りたい!インターナショナルスクール入学準備...』
本の紹介です。
では、これで。
長々と失礼致しました。