これまで書いてこられた方の言われるとおりです。
(1) まず相手のWindows機種が不明ならばヒラノギフォントで原稿をつくるのは絶対に止めた方がいいです(プレゼンがどうなってもいいぐらいの覚悟であればいいですが)。ここまでの回答者が書かれているようにWindowsにはヒラノギはなく、OpenTypeフォントを購入してインストールしなければなりません。おそらく相手のWindows機種も分からない環境だとそれは無理でしょう。
(2) Windowsの標準フォントはMS明朝PやMSゴシックPを使う方が多いです。Mac版のOffice X(2001)まではこれらのフォントがMacに標準で附属しておらず、Office 2004から附属しています(リンク先に新機能紹介という形でフォントの話が出ているます)。ということはOffice X(2001)の互換性はMS明朝やMSゴシックを使っても万能ではありません。
(3) いわゆる機種固有文字((1)など)は文字化けする場合があります。これは常識なので避けてください(あえて書くとすればこの文章のように半角で(1)という感じにした方が無難です)。
(4) 最大の問題は、MS明朝やMSゴシックでも改行が崩れてレイアウトがずれる可能性があるということです。回避策はこのリンク先にもあるように
「英数字の表記についても同じフォントで統一するなら、一番手軽なのは、Macintosh 版の Office (Mac OS X 版の Office v. X for Mac、Mac OS 版の Office 2001) に付属している「Value Pack」を使うことです (図 2)。このなかに、Windows で使われている英数字用のフォントが収録されていますので、Value Pack インストーラを起動してフォントをインストールしてください」
ということです。なのでMSゴシックと半角インストールをお勧めします。
ただこれでも何故かずれることがあるのがMS製品の不思議です。とりあえず2001を使っている限りは、そのプレゼンが非常に重要と思われる場合は、どんな伝を辿っても一度は事前にWindows機でトライする必要があります(これは多くのユーザが経験しているのでみんなしつこく書いているわけです)。先ほども書いたように改行ずれでひどい場合はページに収まりきらないことすらあります。あと動画や画像も意外なときにエラーを引き起こすので、事前チェックはお勧めします(今後もプレゼンする可能性があるなら中古の安いWindows機とPowerPointを買ってしまうのが一番早いです)。