あちこちのサイトで、フォームのリスト(都道府県名などを選択するもの)を選択しようとクリックすると、内容が表示されないトラブルに見舞われています。
どう対処したら良いでしょう?
Windows搭載マシンでみる/バーチャルPCでみる 以外で対処方法をお願いします。
ちなみにみられなかったのは、リクナビ/エンジャパンなど、でした。
試しに手元でDream Weaverで適当に作ったものについては表示されています。
http://allabout.co.jp/computer/hpcreate/closeup/CU20020331A/
CGIやJavaScriptで作るプルダウンメニュー - [ホームページ作成]All About
ああ、あれ、困りますよね。
そういう時は、一回そのリストをクリックして、選択肢が見えないまま適当な候補を選択します。
すると、例えば、emmetさんは本当は東京にお住まいなのに「青森」が選択された状態になりますよね。
あのメニュー、ワンクリックして選択肢が全部表示されるはずの状態の時は何も文字が出ませんけど、何かを選択してしまえばその選択された文字が出ますよね。
その状態で、矢印キーで、…例えば、「今、福島県と表示されてるから、東京はもっと下だな」ということで「↓」キーを押し、選択肢を送って行きます。
その動かしたいプルダウンメニューさえ選択してしまえば、あとは矢印キーで上下に選択肢移動が出来るんです。
でも、本当はブラウザの構造自体何とかして欲しいですね。(^^;
原因は多分MacOSのドロップダウンメニューのレンダリング手法に有ると思います。
そもそもドロップダウンメニューは処理に時間のかかる構造をしているのですね。
どのoption要素が選択されているか判断してそれをSelect要素の中に表示して・・・
ドロップダウンメニューが表示させる事を指示されたらドロップダウンメニューのベースを表示して
個々のメニュー高さや幅を確定してどれだけの項目が表示できるかを確定して・・・
といった感じですから。
ここから先はWindowsはドロップダウンメニューに相当するエリアにフォントを入れてで終わりです。
しかしMacOSはフォントにアンチエイリアスをかけて背景やフォントに透明感や丸みや影をつけてといったことをしています。
それにそもそもフォントを入れる部分がWindowsの方が圧倒的に単純な構造で動いています。
さらにMacOSはたくさん「効果」をつけていくので処理が追いつかず処理が終わる前に
ブラウザが勝手に処理が終わったと判断していると考えられます。
そのためフォントが入る前にレンダリングされその後の入力を受け付けなくなってしまっているのかと・・・
MacOSは完全には効果を取り除けない事とLinuxと同じでGUIがOS自身のものではなく
マルチウィンドウ環境が構築したもののためどうしても効率が悪いです。
GUIを絶対的に軽くするにはWindowsに移行するということになってしまいます。
しかし
アンチエイリアスを無効にする。
不要なフォントをアンインストールする。
フォントやフォントキャッシュにデフラグをかける。
OSの付加する効果を減らす。
といったことをしてみてください。
それなりに効果が出ると思います。