①武道の有段者は、どの様な状況下においても、正当防衛は認められないのでしょうか?
②武道の有段者ではなくとも、経験者レベルでも過剰防衛となってしまうのでしょうか?
つまり、柔道程度なら、高校の体育の授業で必須になっている場合があります。また、段位を保有していないだけで、有段者より強い白帯と言った場合はどの様になるのでしょうか?
具体的な判例等がありましたら、是非お教え下さい。
[Karate World] 空手ワールド
某フルコンタクト系の流派のほぼなんちゃって初段です。
有段者であろうが無かろうが、正当防衛の概念は一緒です。逃げられない状況が確認されないと成立はしません。
ただ、あくまでも逃げられない状況なので、私の例ですが、胸倉を掴まれてしまい、相手の顔面下部分に裏拳を当てた後に「あくまでも」偶然ですが、私の右手が相手の頭に絡んでしまい、「振りほどこうとしたら」相手の頭が壁に打ち付けられてしまい、相手の頭蓋骨が陥没した事件がありました。
所轄に連行の後、周囲の方が私が絡まれていた立場であったことを証言したこともあり、2時間程度の取調べの後、そのまま解放とはなりました。時間が惜しかったですね。
②の場合もあくまでも逃げられなかったということが蓋然として立証されなければ丸っきりのシロとはなり得ないでしょう。