http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/265stdcliaccess/stdcl...
@IT:Windows TIPS -- Tips:ドメインにログオンしていないクライアントから共有資源にアクセスする
URL中の「ワークグループ環境でも、ユーザー・アカウントとパスワードの情報がコンピュータごとに完全に揃っていないと、同じダイアログが表示される場合がある」という部分に関連する記載があります。
マイクロソフト社のOSは、明示的に指定しない限り、ネットワークへのアクセス時にログオンしているユーザのユーザ情報(ユーザ名とパスワード相当の認証情報)をネットワーク上に送出する「実装」になっています。
そのため、結果として接続先サーバに登録されているユーザ名とパスワードがログオンしているユーザのものと一致していると、そのユーザの権限で自動的に認証が行われてファイルなどにアクセスできます。
しかし、マイクロソフトネットワークのプロトコルを規定している RFC 1001 や RFC 1002 で決まっていることではないので、その意味では「仕様」ではありません。
また、たとえば、コマンドラインから
net use x: ¥¥server¥share password /user:username
のように指定することで、最初から任意のユーザ名とパスワード相当の情報を送出させることもできるので、その意味でも仕様ではありません。