私立文系の大学受験で、日本史または世界史を攻略するとっておきの勉強法を教えて下さい。
目標は、上智大、青山学院大、学習院大の文学部です。(センター試験利用はしない前提です)
# 私自身は受験生ではなく、受験生向けのホームページを企画するにあたって、
# 基礎知識を得るために質問しています。
高校3年生に進級したばかりで、模試などで上記目標校の判定が、CとDのボーダーくらいの受験生を想定して、「これさえみっちりやれば、歴史はきっと合格点が取れるよ」というアドバイスをお願いします。
参考書・問題集などをURL付きで紹介してほしいのですが、単に名前を紹介するだけでなく、それをみっちりやると、なぜ合格できると思うのか?どういう効果が得られるか?について説得力のある説明を付けて下さい。
以前、関連質問をしているので、参考にして頂けると幸いです。
説得力のある説明が付いていれば、関連質問で紹介されたものと重複しても構いません。
http://q.hatena.ne.jp/1144161208
自分の経験からお話すると、私大の世界史は選択式が大部分を占めるので
問題を見たときにどの時代を扱っているかすぐわかること
いかに用語を(見)覚えておくかということがキーポイントだと思います。
対象者の歴史学習のレベルが少々低いと仮定してお答えすると、
まず簡単なテキストから読んで「流れ」を掴むことも非常に重要だと思います。
NEW石川日本史B講義の実況中継(1) 原始~古代 実況中継シリーズ
NEW青木世界史B講義の実況中継 (1) (The live lecture series)
この二冊は読みやすい、わかりやすい、でまわりの受験生も
よく使っていた印象があります。
いかに細かい単語を覚えても、どの時代・場所を指しているかわからなくては
話になりません。
ただ読むだけでもいいですが、チェックマーカーを使うのも
非常に効果的でした。
ともかく何度も読むのが大事です。
これは必須ですね。頻度0(未掲載)のものも私大によっては出ます。
勉強するとはに脇においておき、問題集などで出来なかった用語に
赤ラインを引いてチェック。
山川の一問一答集を通学時間や空き時間を使ってチェック。
ともかく記憶することが大事なので、一度にやるよりもこまめに空いた時間を使うのがコツです。
以上の作業と平行して、世界史ノートを使います。
穴埋め式なので教科書を片手にしてもいいですし、テストとして
使ってもいいと思います。
各国別ノートを挙げたのは、出題されるときに「どこかの国・地域」を
テーマに出題されることが多いからです。
特に、イスラム王朝が乱立する時期は名前・地域・年代が入り乱れるので
このノートの王朝分布図(時代つき)が役に立ちました。
また、大学によって問題の出題傾向があります。
解けば解くほど、慣れてきて、正答率も上がったと思いました。
そのために各大学の赤本や私大世界史対策問題集を使いました。
ただ、この問題集は出版年度が古いのがネックですが。
赤本だけでも十分かも…
出版物ではないですが、予備校の世界史の教師が自作の
大学別分析プリントをくれました。
その大学試験で頻出する時代・用語などを載せたもので、
このような資料はなかったので非常に役立ちました。
あと、同時代に他の地域で何が起こっているか、という意識を
常に持つこと。
ex)第二次十字軍のときの中国の王朝は?
各国別だけで攻略しているとここが盲点になるので、問題集の採点をした後にでも
年表で他の地域をチェックするといいですね。
設問で「ヨーロッパでは~ということがあった。その同時代、中国では~」という
ものもありますので。
fyoukoさんの指摘されてる通り同時代に他地域では何が起こったのか?という視点は盲点だと思います。
ところで、戴いたポイントが換金できると先日初めて知ったのですが、どこを読めばそれ(換金の方法・レート・使用法)がわかりますか?
繰り返しになりますが、サイトの成功をお祈りいたします。
コメントありがとうございます。
はてなポイントの換金については、こちらをご覧下さい。
http://www.hatena.ne.jp/help?mode=point
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1ポイント=1円ですが、事務手数料200ポイントがかかります。
また、銀行口座への振り込み手数料はユーザ持ちです。
ポイントに関して懇切丁寧な説明ありがとうございます。こんな基礎的なことも知らずに回答してたなんて自分が恥ずかしいです。
ところで、昨日自身が回答した青木の世界史実況中継を書店で確認してきましたところ、第1巻には古代インド史などが加筆され、全体的に石川日本史を参考にレイアウトなどマイナーチェンジして読みやすくなってました。さらにCDがついてて(日本史は以前から年表がついてました)、講義の生の雰囲気が実感できるのではないかと思います。参考までに。