簡単に言うとそんなものです。
というのもiChatAVが使用しているポート(信号)は主にUDP:5060というもので、この信号は家庭用のルーターを通過できたり(ルーターが標準仕様で対応している)、通過できなかったり(正確にはユーザーが自分でルーターに特殊な設定をすれば通過できるが、多くのユーザーはそんな技術を持ち合わせていない)します。
自分側のルーターがiChatAV用の信号を通しても、相手方のルーターが通さなければ、結局通信は成立しません。
つまりiChatAVは設計時点でUDP:5060という信号を使うべきではなかったといえるでしょう。ちなみにUDP:5060というiChatAVの信号はVoIP(IP電話)で使うSIPという信号と同じ番号なんですが、Appleの独自仕様のために一般のVoIPに対応している家庭用ルーターでもiChatAVが通じない事さえあります。
ここにかいてあることが分かって、対処できる人同士なら必ずつながるでしょうけど、、、
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=93208-ja
つまり、iChatAVの接続についてはネットワークにかなり詳しい人でないと、解決できない場合があるということです。
ちなみにSkypeはwebに使うTCP:80という信号も使えるため、ルーター等を原因とした通信の不具合がありません。Windowsではskype2.0でビデオチャットができます。
ネットワーク技術を気にせずMacでビデオチャットができるようになるには、Skype2.0がMac版になるのを待つしかないかもしれません。