通貨が高くなるのは、その国の経済が強いと評価されるからです。日本円が強くなる=日本経済が強いということですから、たとえば
1)日本製の品物を世界の人々がほしがる、すなわち輸出産業(自動車、電機、精密機械など)に競争力がある。
2)日本の金利が上昇し、日本の通貨を買いたがる人が増える。
3)日本の株価が上昇し、日本の株を買うために日本の通貨を調達しようとする人が増える。
等が考えられます。為替レートは相対的なものですから、逆の見方も可能で、
1')アメリカ製品の競争力が落ちている。
2')アメリカが低金利で、米ドルを買おうという意欲が薄まる。
3')アメリカが株安で、米ドルの需要が下がる。
と言うこともあると思います。
元モルガン銀行の藤巻健史さんは、いずれ円安になるだろうと言っておられます。
http://www.fujimaki-japan.com/