ここでいう第3の性とは生物学的なもので、少なくとも通常の生殖にその存在が不可欠なものであり、先天性・後天性の疾患や外科的な処置に起因するものではありません。出来れば生殖行動自体の描写がある作品を知りたいです。性の数は3以上であれば4でも5でも構いません。
例:スタートレック・エンタープライズ 第48話「Cogenitor」
ポイント送信ありがとうございました。
こんな既出の回答コメントに申し訳ないと思い、
旦那にヘルプを出したところ、「あるよ」ということだったので傍証がとれたものを。
クラスター・サーガ〈1〉キルリアンの戦士 (ハヤカワ文庫SF)
http://giccho1986.at.webry.info/200511/article_34.html
↑サイトより
人間型奴隷を使役する昆虫型知性体が支配するカノープス星圏、衝撃種、波動種、擦音種の三つの性をもち、水中で生活する知性体のスピカ星圏、涙の滴のような体型に車輪を持つポラリス星圏、そして超文明を誇ったとされる古代種の調査のためヒアデス星団へ・・・しかし、アンドロメダからは彼を阻止するべく同等の高いオーラを持つ暗殺者が送り込まれていた・・・。
ぶっとんだ知性体オンパレードの本作だが、一貫して「知性体の共通かつ最重要の関心は交配である」という考えから、各知性体のセックスと受胎を、かなりむりやりに描写しているのがかなりすごい。
という作品で、主人公が様々な異星人と出会い、その「交配」現場に触れるSF連作小説とのこと。
ここで出てくる性はスピカ星圏の衝撃種、波動種、擦音種の三種類で、第三というよりは全く異なった性体系の様子。
モチーフは魚で、三種揃わないと生殖できない種族らしいです。
すっかり伝聞口調ですいません…
そしてこの回答にはポイントつけないでくださいね。もう十分頂きましたので。
以上ご参考まで。
男でも女でもない「性」が出るものとしては
http://www.amazon.co.jp/gp/product/415010252X/sr=8-1/qid=1157890...
アーシュラ・K・ル・グィンの『闇の左手』を推します
両性具有の人たちが出てくるのですが、それに人間の男性が関わって…という具合に話は進みますので、単に両性具有の人たちだけの話ではないと考えます。
遥か昔に遺伝子工学的変異を仕組まれたという点では人為的ともいえますが、その「性」の世界観ができているという意味ではまさに第三の性と言えると思います。
とにかく面白い物語です。ちなみに、彼女が『ゲド戦記』の作者でもあります。
両性具有
オープンが遅くなってしまいました。
今から開きます。
作品紹介のコメント有り難うございました。
回答上限数の設定が少なく、ご迷惑をおかけしました。
ささやかですが、後ほどポイントを送信させていただきたいと思います。
>通常の生殖にその存在が不可欠
の部分を考慮してませんでした。
申し訳なかったです。
通常の生殖にはいらない存在でした。
>我々地球人のお話ですか?
地球人も宇宙人も出てきてたと思います。
突然変異だったかどうかは覚えてませんが、1人ではなく種族?として存在してたような感じだったと思います。
記憶があいまいですみません・・・
コメント有り難うございます。
ひょっとすると、YYを持ったものが子孫を残すには、
通常の男性と女性とを交えた特殊な方法(3P(^^;))をとるのかな?
とか思ってみたりしましたが、違ったみたいですね。
でも、染色体異常ではなく独立した種族なんですか。
どんな内容かみてみたいと思います。
無性(男性でも女性でもない)状態なので、繁殖はできないと思います。
直接繁殖に関する話は出てきませんが、無性を経て分化する二種類の種族が登場し、片方の種族については分化しない者の存在に触れられておらず(つまり確実な分化が前提)、またもう一方は分化した後つがいとなり子を産み力尽きて直ぐに死んでしまうが、分化しなかった者は僧侶となり長く生きることができるという設定です。
これに似ているものでは、清水玲子の「月の子」に出てくる人魚の三兄弟も無性で、繁殖期になると三人(厳密には二人)の内の一人が女性化するという設定がありました。
これはクマノミという魚の特徴でもありますが、群れの中で一番大きな個体が雌になるというものです。
コメント有り難うございます。
やはり生殖不可なんですね。
“少なくとも通常の生殖にその存在が不可欠”
に合致する性が登場するものはなかなか無いようですね。
同性生殖とか無性分裂とかそういう類いのものは、
現実的なんで散見するのですが。
シオドア・スタージョン『ヴィーナス・プラスX』が出ていないようなのでコメントですが書き込み。
条件にいくつか符合していないトコロもあるのですが、ネタバレになるので詳しく説明できません……
ただし生殖行動の描写はあります。幻想的ですが。
ありがとうございます
>crisis-christ さん
的外れな回答をしてしまったようですみませんでした。
>少なくとも通常の生殖にその存在が不可欠なものであり
というあたりに該当するかな、(未分化の状態を通らなければ生殖できるようにはならない)と思ったのですが(--; ポイントはお返しします。
あ、お気になさらないでください。
了解したうえでのポイント配分でしたので。
改めて後ほど送信させてください。
>Chloe さん
作品をご紹介いただきありがとうございます。
Amazonのレビューを少し読みましたが、なかなか
おもしろそうですね。
条件に合わないところがあるとのことですが、
後ほどポイントを送りますのでお受け取り下さい。
出てくるだろうと思っていたのですが。(^^;
↓参考
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E5%8D%8A%E6%9D%91%E8%89%AF%E3%80%80%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E9%A4%83%E5%AD%90%E3%81%AE%E8%A5%B2%E6%92%83&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
手元に無いので詳細は記憶を頼りに書きますが、
佐藤大輔『皇国の守護者』シリーズに両性具有者が出てきます。
普通の人間の一勢力と結託することで、種族としての生き残りを図ってきました。
ヒロイン(?)的な人物がそうなんですが、見た目は全くの女性です(しかも超美形)。ただし、普通の人間と交渉を持っても、子供は生まれない。あくまでもその種族のみでしか子孫はできないという記述があった記憶があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E5%9B%BD%E3%81%AE%E5%AE%88%E8%AD%B7%E8%80%85#.E7.94.9F.E7.89.A9
その彼女が、戦いの時に吐いた名台詞
「ただの女より生まれし者などに!」
#5のガルフォース、懐かしいですねぇ。
私はシリーズ途中までしか読んでいないので詳しくは知らないけれど、女だけの種族(ほぼ人間の女性)と男だけの種族(モンスタータイプ?)が長年争っていたところに、未知の種族(人工的に作られたか?)が登場し、主人公たちに襲い掛かったりと。
偶然によって生まれたのが人間の男性タイプで、いわばアダムとイブと暗示していたような・・・。すいません、曖昧で・・・。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%B9
作品紹介有り難うございます。
少しばかり参考サイトを拝見しましたが、
どういった作品かわかりませんでした^^;
本としておもしろそうでしたけど。
>goldwellさん
いえいえ、コメントどうも有り難うございました。
わざわざ作品をご紹介いただき感謝しております。
「神の目の小さな塵」には機能分化する知性種族が出てくるが「第三の性」かどうかハッキリしなかったので回答しませんでした。