#昨日のには誤植があって失礼しました。
日経コンピュータの過去記事をDBで探してみました。
2003/12/29号「特集1-2010年情報システム大予言」
2000/01/17号「特集-情報技術の過去と未来-1980~90年代の総括-オープン・システムがすべてを変えた インターネットの爆発で技術革新が加速-1980~90年代の総括」
などをあたってみてはいかがでしょうか?企業内情報システムのトレンドが載っていそうです。
野中先生の本は絶対に最初に読んでおかないとKMを語れませんが、あれはあくまで抽象論なので具体論に踏み込むなら別のアプローチが必要になってしまいますねぇ。KMって一言でいってもかなり範囲は広いのでいろいろ調べてみてください。
もしITを使ったKM事例を調べるなら絶版で手に入りにくいですが
日経BP社の「 実践ナレッジ活用法―眠る文書情報を価値に変える 」http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822225569/503-6116003-...も参考になる本です。
ついでにもう一言辛口な言葉を付け加えますと、KMを語る上でDMはドキュメント・マネージメントの略であってデータ・マネージメントではありません。
DMとKMの間にはRM、レコードマネージメントが存在します。
DMが元々必要とされたのは古代エジプト時代から結婚は男女あるいはその家との契約だったことから結婚期間中その契約文書を保存する必要があったからとされます。
その後大航海時代に至って、大量の契約文書の分類整理という概念が加わったとされます。比して日本は結婚に付随して契約という概念はないですし(結婚前は浮気しないって約束したでしょ!っていった話しはよく聞きます)、鎖国していたから契約書の必要性もありませんでした。
野中さんを含め、国内のKM専門家と称される方はその辺の理解がないので時々おかしなことを仰るのです。