今回、事情がありカゴヤに引越しすることになりました。
引越しの間でホームページが表示されない期間をなくすように出来ないかをカゴヤに相談したところ、下記の回答を頂きました。
1. 移管前のウェブサーバー上にあるコンテンツと全く同じデータを、当社サーバー上にアップロード
2. ネームサーバーの変更
3. DNS情報が行き渡ったころに今までご利用なさっておられましたレンタルサーバーをご解約
そこで教えて欲しいのですが、ムームードメインのネームサーバーを変更するだけで、何故、カゴヤのレンタルサーバーのホームページが表示されるのでしょうか。
変更するのは「プライマリDNS」と「セカンダリDNS」の2つだけのようです。
これだけの情報で他社のサーバー上のホームページが表示されるのが不思議です。
http://win.kororo.jp/archi/tcp_ip/dns.php
「DNS」というのは、よく言われるたとえですがインターネット上の住所録のようなものです。
たとえばこの「はてな」の URL である "q.hatena.ne.jp" はその住所録を確認すると
Name: q.hatena.ne.jp Address: 125.206.202.66
という情報が返ってきます。
この「Address: 125.206.202.66」の部分が、実際の所在地(サーバ)を現しています。
今回の例では、このサーバ部分が変更になるわけですから、この DNS の登録情報を変更するだけで、実際の参照先も変更になるわけです。
「ネームサーバ」というのは、この住所録を管理しているサーバで、各 Webサーバごとにマスタのサーバが必要です。それが今回変更するプライマリサーバであり、セカンダリサーバというわけです。
DNSとはホスト名がどこのサーバーのことかを指しているだけのものだからです。
実世界で言うと郵便番号と住所の対応表みたいなものです。
郵便番号だけで送る場合、住所が変更になってもその対応表も書き換えてしまえば郵便は届きます。
それだけの事です。