http://www.nichinoken.co.jp/sikakumaru/mondai/f_mondai_01.html
電車に今出ている日能研の問題なのですが、電車に乗っている間ずっと頭を悩ましていたのですが
答えを見てみると間違いではないとは思うのだけれどもなんか納得がいかない。
そこで、これよりもベストな解答はあるでしょうか?
ちなみに私はこんな感じで考えました。
・食べ残しをすると食事を作る人が食事の量を減少させ、結果的に食料の需要が下がる事により価格が下がり食料生産者を逼迫し生産量自体が減少するので
出されたものは残さず食べる。
(やっぱりすっきりしない・・・)
でないと質問者の意図が通じません。
意図はともかく、食料の輸入に関してはアメリカを始め各国の圧力や思惑で「保護貿易政策」は難しいのが現状です。単に価格を国内産を安くすれば(過剰な)輸入が減ると事でもなさそうです。
国内の食料同士でも「土産地消」とか言われていますが、なかなか広まらないのが現状、(その土地で取れた産物をその土地で消費するのは水や土の成分がそこで生活する人の体に合うばかりでなく、輸送コスト、鮮度などで利点が大きい事は多くの人が本能的に分かっているのですが)食べ物を大切にするのは「食育」を正しく教えていくのが地道であるが確実と思う。
1ー店は利益重視で安い輸入品を多く利用するが、客はあまりおいしくないと食べ残す
2ーあまりおいしくないとの評判が広がり、客が減ってしまう
3-客を呼び戻すために対策を考える(でも利益はほしい)
4-国産食材を使うようになり、それを売りにする(国産で安心安全なら多少高くても理解してもらえる)
5-国産の需要が増えたので、生産者は増産する。国産が増産されたので輸入量が減る→自給率が増える
最近輸入品(特に中国品)に対して不安の高まりから、どこで生産されたものなのかを重視し表記する飲食店やスーパーが
増えていると思います。そこで食べ比べた結果国産は安心でおいしいとなってくれれば自然と需要が増え、
結果自給率アップするかなと。
食べ残しが減る→次の食事にお腹が空かない→食事の量が減る で食料消費が減るとは思いますが
輸入の方が安いと最初に
輸入:国産が50:50(自給率50%)だったものが
食料消費が100→90に減った場合
輸入:国産が50:40(自給率44%)に
なってしまう可能性があります。
自由競争下では食べ残しを減らしても自給率向上には直結しません
逆に国内生産の首を締めて自給率を下げてしまう可能性もあります。
もちろん食料を大切にするのは大切なことですけれどもね。
調理に必要な材料は変化しないまたは増加するんじゃないですか?
食べ残しをしないとは、つまり、"最終的に食べられて消滅しない食料"が減ることを目指そうということです。
で、"最終的に食べられて消滅する食料"はほぼ一定であると考えれば、
"最終的に食べられて消滅しない食料"を減らすために、調理量は減少するはずです。
何も「残さないために余計に食え」というわけではないはずで。
調理量が減れば、調理側の材料需要が減るわけです。
ただ、世の中この通りに行かないのが問題で、
経済上、余りの食料を破棄した方が、機会損失による売り上げ減少より帳簿上いいという世の中ですし。
(商売上、ある程度余って捨てることは念頭に置かれていて、その分既に値段に反映されている。
なので、売り切れて客が外に流れる方が痛いわけで。)
>>根本的な問題として必要な食料の量が増大しない限り生産者に利益が還元されることは内のではないでしょうか?
<<
既に国際市場とのボーダレス化が進んでいて、日本国内の需要動向位じゃ国際価格が変化しないとすると、
現時点で国内産がやや割高という現状では、国内需要が上がっても、それはすべて外国産で消費されるということになりかねません。
もっとも、国内需要に応えられるだけの国内生産が"無い"のも問題ですが。
食べ残しが減る→無駄が少なくなる→必要以上に食料を輸入しないで済む→国内消費量が減る→自給率が上がる
無駄が少なくなる→必要以上に食料を輸入しないで済む
この繋がりをいまいち納得できていないようです。
食べ残した分を輸入しなくするなら分かるのですが、食べ残す分を食べたとしたら輸入量は変わらない気がするのです。
食べ残しをしない=破棄される食物が減る
↓
調理に必要な材料が減る=需要が減る
って調理に必要な材料は変化しないまたは増加するんじゃないですか?
また、需要が下がり価格が下がった場合は短期間では需要があがるかもしれませんが
根本的な問題として必要な食料の量が増大しない限り生産者に利益が還元されることは内のではないでしょうか?
1.食料が足らない
2.海外から輸入する。
3.食糧自給率を上げる必要がある。
4.食べ残しが多い。
という前提ですよね。(食べ残しをなくすというのは食べ残しがあるという前提での仮定ですよね?)
この段階で1と4が矛盾していますよね。
食べ残しをすることで食料が足らないという状態を解消していることになりませんか?
(食料とは家畜の餌等も含んでいるのかもしれませんが)
気になっていたのは答えじゃなくて前提の部分で気になっていたんですね。
小学生のときは、まず「国内でまかないきれない分を輸入している」と教わった気がします。そうすると素直に日能研の回答がでてきます。
しかし、魚介類は…とか外食は…とか数学の問題として考え始めるとこんがらかりますね。現在もし国産のものばかり食べ残しているんだとしたら、それを減らしたら自給率は減るわけで。
食べ残しをしない=破棄される食物が減る
↓
調理に必要な材料が減る=需要が減る
↓
自給率は国内供給量/国内需要量だから、供給量が一定ならば自給率は上がる
ということなのだと思います。(単純に)
で、需要が下がれば、価格が下がり、より国内産物を使いやすい状況になるかもしれません。
(輸入品の価格は生産国での市場価格or国際市場価格+関税でしょうから、国内要素にあまり左右されないかも)
(石油の値段も日本の需要はほとんど変化無いのに、国際価格がつり上がってるせいで高いわけで)
国内産の食料の方が、輸入品より安くなくちゃダメですよね。
どつぼに勝手にはまってます・・・
日能研の■い頭を○くするに(しかく)(まる)と振り仮名があるが、もっと柔軟に考えられないかといつも思う。
■=黒、 柔らか(豆腐と見たとき)、 悪、良・・・
○=赤(赤丸になっている)、硬(パチンコ玉と見たとき)、良、悪・・・
等の組み合わせが考えられる。振りをつけない方が柔軟な発想が生まれる。それとも、考えを限定したいのかな?