確か「はてな」のサーバーって風力発電で賄われた電気で動いていると思いますが、「はてな」以外の会社(や家庭)にも風力発電の電気を使ってもらう可能性を高めるには、どうしたら良いでしょうか?
原子力だと放射性廃棄物が問題だし水力だとダムが問題になるので、風力に普及して貰いたいと思っているのですが。
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風力発電の良さは、「潜在的には資源が広範に賦存し、無尽蔵な純国産のエネルギー」、
また「風力エネルギーの約40%を電気エネルギーに変換できる比較的効率の良い」などの点にあります。
問題は、「風向・風速の変動」により安定したエネルギーを供給する難しさ。
一例ですが、平成19年度 東伊豆町風力発電所 運転状況をみると、
発電量・稼働率にムラがある。発電量で見れば最大/最小で2倍の差がある。
他にトラブルとして
http://homepage3.nifty.com/carib7/eng/wind/trouble.htm
に、
1.バードストライク
2.希少動物の生息地の破壊
3.騒音問題
4.景観問題
5.故障、などが指摘されています。しかし必ずしも「風力発電」に特有の問題とは云えません。
これから普及する上での問題点は、一般的には、効率的な蓄電・送電システムや
他の小規模発電との併用・切り替えを効率的に実現するシステムの開発。
立地条件としては、人里離れた海岸付近、高原地帯が適していますが、農業・牧畜
或いは漁業施設などでの利用促進のための国または自治体の財政支援。
何よりもまず、風力発電についての認識を広く国民の皆さんに持ってもらうことが重要でしょうか。
個人攻撃をするつもりは無いのですが、いくつか表現の正しくない部分がありますので訂正させて頂きます。
>風力発電はスペック値の2/3程度の発電しかできず、稼働率も50%以下と世間で期待されているほどの発電はできません。
普通の商業用の風車ならばほぼスペック通りに出ますよ。
数十万の家庭用の風車の事情はしりませんが、数億円もする機器がスペックの2/3程度の発電しか出来なければ大問題になります。
稼働率50%以下と有りますが、これは設備利用率の間違いではないでしょうか?
設備利用率は確かに年間50%を超える風車は日本には無い(通常は20%行けば良い方?)と思いますが、稼働率は商業売電を行っている業者であれば最低でも年間80%は超えないと話にならないと思います。
私の知っている範囲では80%を超えている所が多いですね。
>1基当たり数億円かかるうえ、大型の台風が来るたび毎年何十本も故障や倒壊しています。現在、各地で風車が建設・運用できるのは国や地方自治体から補助金をもらえのが一つの要因です。
数億円掛かるのは事実です。
日本全体で見れば台風のたびに故障する風車が何十本と言う表現も間違いでは無いと思います。(データは持っていませんが)ただ、倒壊していると言うのは言いすぎじゃないですか?
最近大型風車で倒壊したのは青森県の風車が有名ですが、これは台風の影響では無いですし、それ以前に台風で倒壊した風車をしらべても数本程度しか無いと思うのですが?
風車自体は現在の売電価格(現在は8円~9円台かな?)を見ると補助金が無いと採算ペースに乗せるのは不可能でしょうね。
補助金は条件によりパーセンテージが変わっていますが、私の知る範囲では3割程度が多いですね。(最大でも5割しか出ない様な話も聞きましたが、詳細は?です)
単純計算であれなんですが、新聞等に出ている建設費と最近の売電価格の低下、予想の年間発電量、その他ランニングコストを考えると利益が出るのかと思う事が多々有ります。
色々な業者が参入している様ですが、恐らく5年後には撤退する業者が多数出てくるでしょうね。
太陽光、風力、地熱等色々な自然エネルギーでの発電がありますが、発電量の割りにコストが高いのは業者間では常識ですが、一般の方の認識は違うんですよね。
私も友人や知り合いに「太陽発電も風車も設置すれば後は燃料代が掛からないから儲かるんでしょ?」と言う質問をされる時が有りますが、私の答えは「そんなに儲かるのであればうちの会社がすでにやってるよ」と言う回答をしています。
一応、稼動率→施設稼働率のつもりで書いたのですが
間違っているかもしれませんが、私の知っている限りでは・・・
スペック値というのは普通は理論値だったり好条件基にした最大値ですよね?風はいつも一定ではないのでロスが出てきますし、それに限界ぎりぎりで運転すると風車を破損させる可能性が出てくるので少し余裕をもって運転しているはずなので、実際のところ平均すると2/3ぐらいの発電しかできなかった思うのですが・・・
風車が倒壊というのは稀ですが、可動部が多いだけに破損は結構多いみたいですよ(統計は見つかりませんでしたが)。家から見える2台の風車も去年の台風でノーズコーンが破損して半年以上停止してましたし、台風などの強風の後は保守点検のためか1週間ぐらいは停止しています。
スペックはあくまで性能なので、発電量ならば単純に5mの風で○Kwhが発電できると言う物です。
それが5mの風で○kwhの発電が出来ないのであれば、表示に偽りありですが、それに近い性能は大抵の風車は出ていると思いますよ。(少なくとも私の知っているメーカーは)
それを示すデータ(運用時)も見たことが有りますが、ほぼ変わらないですよ。
>限界ぎりぎりで運転すると風車を破損させる可能性が出てくる
限界ギリギリでの運転との事ですが、耐用年数を考えて設計しているので、限界では運用しないのは極普通の事です。
>実際のところ平均すると2/3ぐらいの発電しかできなかった
>思うのですが・
どの数値の平均なのかは文面からは判断しかねますが、おそらく風のエネルギーを電気エネルギーに変換する時の理論上の上限の2/3と言いたいのでしょうか?
>可動部が多いだけに破損は結構多いみたいですよ
強風で壊れると思っている方も多いですが、実は雷で壊れる風車の方が遥かに多いですよ。
雷に対しての完全な防御は現在の所難しいので。
突然のポイント送付に少々戸惑っています。
回答のポイントはすでに頂いておりますし、日数が経ってからのポイントなのでもし間違えでしたらばコメント欄でご連絡いただければお返し致しますのでよろしくお願いします。