今後世界がどう変わっていくか、このような技術がこう世界を変えるなどを経済、政治などいろいろな視点から広く研究するようなものです。社会情報学などは少しそのような視点であると思ったのですが。みなさんの意見お聞かせください。
学術的に広く浅くというのであれば、
東大の総合文化研究科、京大の人間・環境学研究科などがあります。
ビジネス的な意味であれば、法政、同志社などの政策科学大学院、
あと、どこの大学でもいいのでMBAコースに行けば
大まかなことは教えてくれると思います。
しかし、大学院の研究はほとんど研究室の中で行われるので、
研究科の名前や研究内容はほとんど関係ありません。
文化系なのにコンピューターシミュレーションをやっている研究室もあれば、
工学系なのにアンケートとか社会学みたいなことをやっている研究室もあります。
本気で世の中のシステムを知りたいのであれば、複雑系を学ぶことをおすすめします。
社会学、情報学、生命科学など、全てのシステムの基礎に通じます。
Albert-László Barabási, University of Notre Dame, USA
僕の言いたいことはほぼchinolab_uchinoさんが言ってくれてます。
1.その分野が盛んな大学はどこ?研究科はどこ?という質問はナンセンス。
院を受験するなら「研究室」を探して片っ端から教授にアポをとるのが王道。
2.大学院は「勉強」じゃなくて「研究」をするところ。
「世の中のマクロな動きを研究」したいのであれば、
経済から攻めるか?情報学から攻めるか?といろんなアプローチを自分で考えて、
それを実現する環境(教授とか設備)が整った研究室を探す、そこからがもう既に「研究」。
3.多分野進学(教養→工学とか)は可能だが、途方にくれる。
多分野だからといって手取り足取り教えてくれる人はまず居ない。
行動力と情報収集力と論理的思考力によほどの自信が無ければやめておいた方が無難。
やる気とか意欲はあまり関係ない(あるのが当然だから)。
意気揚々と他分野から来て修士課程2年間は就活以外の記憶が無い、という人はすごく多い。
斯く言う僕も情報→化学の転専攻組です。
実力さえあれば何とかなるのでがんばってください。
ただ、公共政策のような専門大学院であれば政治や経済、法律など学際的な広い視点からいろいろ学べて基礎知識もそこまで深いものは必要ないので、研究というよりは学ぶような色が強いのではないでしょうか?これは私が調べて感じたことなので違っていれば訂正していただけると助かります。
公共政策大学院のような「専門職大学院」は、法律上「大学院」とは全く別物です。
「短大」と「高専」くらい違うんじゃないでしょうか?
(修了年限は同じだけど、単位とか称号とか就職の扱いが全く別)
研究じゃなくて勉強がしたいのであればそちらの方がオススメです。
専門職大学院なら何処に行ってもやってる事は大体同じなので、
交通の便とか、就職に有利なネームバリューで決めたらいいと思います。