そんな小説を紹介してください。
もちろん、バリバリ主観でOKなのですが、罵倒が目的にならないよう注意してくださいね。
最低でも千冊は読んでいる読書家の方を対象とします。
自分の場合。
エミリ・ブロンテ「嵐が丘」 なんだか身勝手な人ばかり出てきた印象。
ナボコフ「ロリータ」 どうやら期待した方向が間違っていたようです。
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」 つまらなくはなかったんですが、傑作というほどでもないなあと思いました。
村上春樹「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」 何がやりたいのかさっぱり分かりませんでした。
カミュ・・・「異邦人」全く意味が不明だったです。高校の時題が良いもので購読しましたがだめでした。おそらく今、歳取った今でも意味不明かな?http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0509.html
ところで。本に関してはあんまり好き嫌いのない方なのですけど、谷崎潤一郎だけは何だかどうーも肌に合わなくて、ちょっと持て余し気味です。瑣末主義に堕したような文章で、『細雪』など読んでいて苛々してきたくらい。
読書甚解を求めず、なんて言うくらいで、今分からないものへ無理してかじりつく必要はないと思うのですけれど…。もやもやしますね。
(あと村上春樹は好きな人以外大抵嫌いなので本当に世評が高いのかどうか分かんない所あると思います。)
ふーむ、そうなのかあ。もはや国民的作家になった感もありますが、スルーしてる人も多いのかな。
『細雪』は他に類を見ない、変わった小説だと思いますよ。女性が男性社会に支配されているようにみえるけど、実はその逆の構造がそれとなく見えてくるという……。日本を代表する文学とかに上げられると違和感ありまくりですけどね。
何でも食えるかどうか?
食わず嫌いもあるけれど、むしろ部分的な許容力の有る無しかも。
時間がゆっくりと流れるのに耐えられるかどうか?
ゆったりとした時間を理解できるかどうかかな?