ITmediaニュース(2007/11/19)
【iPhoneよりマリオ、Googleより茶道——チームラボが考える「和製UI」】2/2
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/19/news027_2.html
この記事において、
中国人と英国人と日本人のお茶の作法の違いに
日本文化の特性を指摘する本への言及があります。
英国人が書いたという、この発言の元ネタになった本を探しています。
ご存じの方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。
岡倉天心のThe book of teaです。
日本名は『茶の本』。5000円札の人の『武士道』と並び称される有名作です。
岡倉は20世紀初頭に洋行した人物で、偏見により理不尽な目にあう事が多かったそうです。
そのため、日本にもすばらしい文化があり、野蛮な国ではない事を周知するために茶の本を書きました。
目的が目的なので、茶の本の中では精神性や道徳面などが重視されています。
宇宙だとか調和だとかそんな単語がぼろぼろ出てきます。
欧米人が考える日本茶道のイメージはこの本に随分引きずられているように思えます。
値段も手頃なので、読んでみたいと思います。
ありがとうございます。