先頃テレビCMで、ゴムみたいな物質でできた共同溝のコマーシャルを見かけました。
地下構造物は地震の影響を受けにくいと風の噂に聞いたことがあるのですが、断層を跨いでいて完全に剪断されてしまうようなことってあるのでしょうか?
そこで質問です。
1. 前述のようなケースが既に報告されていたら教えてください。
2. そうならないよう、どのような防御策をとっているのか教えてください。
3. (規模によると思いますが、)前述のような被害が出た場合、どのように修復するのかわかる範囲で教えてください。
以上、漠然としていますが宜しくお願い致します。
うちの近くの山の尾根に断層があるのですが、そこでは年間に数センチのズレが生じるらしく、植物層が切断されています。
現実問題として、1cmもズレたら厚さ1m以上あったとしてもコンクリートは確実に破断します。
日本列島そのものも年間に数センチ単位で移動し続けています。
断層を境とした細分化された陸塊の集団が大和秋津島と言えます。
だからこそ歪みに貯まったエネルギーを放出するために地震が起こるのです。
地震で最も多く動くのは断層の周囲です。
場合によっては瞬間的に震動しながら数センチ動きます。
ただ、相対的な陸塊同士の位置関係はそれほど多く動かないので、東海道新幹線も脱線しないで済んでいる。
フォッサマグナ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%B...
を跨いでいるんですけどね。
断層と言っても水平方向のズレが多いようです。
垂直方向では段差ができてしまう。
従って、その商品は、断層の影響を緩和する機能が目的のようです。
もちろん限定された機能ですが、それなりに使えるでしょう。
断層周辺の自治体では常識として、それなりに対策がされているのですが、ケースバイケースだとしか分かりません。
周囲では剛構造の構造体は破断してしまうので断層を境に分割するのがお約束です。
ライフライン全てがそうなります。
下水道などでは境界線は都度補修というケースもあります。